
クレジットカードとデビットカードの使い分け方・選び方
お買い物をしたタイミングで、代金が預金口座から引き落とされるデビットカード。クレジットカードと同じようにキャッシュレスでお買い物をできて、かつ預金残高の範囲内までに抑えられるのが特徴です。では、どのように使いこなせばよいのでしょうか?
クレジットカードとの使い分け方や、選び方のコツをご紹介しましょう。
デビットカードは一括払いのみ
分割払いを選べるクレジットカードに対して、デビットカードの引き落としはすべて一括です。ですから、お買い物をしたタイミングでその代金が引き落とされ、その履歴がそのまま通帳に記帳されます。インターネットやスマートフォンを通じて、いつでも利用履歴や残高を照会できるものも多いです。いつ、いくら、何に使ったのかを管理しやすいのはデビットカードの大きな強みです。
ただし、お給料日前などで銀行の預金口座にあまり残高がないときには、デビットカードで高額なお買い物をしようとしても、決済できないことがあるかもしれません。
クレジットカードなら、お買い物をするその日には預金残高が足りなくても、代金の引き落とし日までに残高を補充しておけば問題ありません。また、家電や家具などの高額なお買い物をしたときには、分割払いやボーナス払いにすることもできます。今後お金が入ってくる見通しがあれば、支払までに猶予期間を持たせられる点で、クレジットカードはデビットカードよりも融通が利きやすいといえます。ただし、クレジットカードを使っての3回以上の分割払いやリボ払いでは手数料がかかります。また、支払期間があまり長期にわたると、どれくらいお金を使ったのか管理が難しくもなりますので注意しましょう。
ポイントの付きやすさはクレカが有利?
クレジットカード会社が発行するデビットカードには、お買い物金額に応じてポイントがつくものがあります。ただ、クレジットカードに比べるとポイント制度の充実度はまだ限定的な傾向があります。
一般的なクレジットカードはお買い物代金200円ごとに1ポイント、つまり0.5%のポイントがつき、それ以上の水準のものもたくさんあります。これに対してデビットカードは、提携のお店なら1.5%など高水準のポイントがつくケースもありますが、0.2%程度とクレジットカードの水準より劣るものもあります。ポイントを重視するなら、デビットカードよりもクレジットカードのほうが選択肢は多いでしょう。ただし、ポイントを貯めるために張り切ってお買い物をしては、ムダ遣いにもなりかねません。どちらのカードでも、ポイントはあくまでもおまけ程度に、気楽にとらえましょう。
デビットカードには審査がない
ほとんどのデビットカードは、審査を受けずに発行してもらえます。これは、預金の残高までしかお買い物をできないしくみだからです。預金残高が、すなわち支払い能力とみなされているともいえます。
クレジットカードでお買い物をして、代金を引き落とせないことが複数回続いたり、カード会社への支払いを延滞し続けたりすると、いわゆる「ブラックリスト」扱いになってしまいます。正確には「信用情報」といって、カードの利用状況や支払いなどに関する情報を管理する機関に、滞納した事実を記録されます。クレジットカードを新規で作るときには、カード会社がこの信用情報を参考に審査するため、過去5年間に滞納があると新たなクレジットカードを作りにくくなります。
信用情報にはクレジットカードだけでなく、ほかのローンや携帯電話の分割払いにかかわる情報も含まれることがあります。もしも過去にこれらの支払いを滞納してしまったことがあり、クレジットカードを作れない人でも、キャッシュレスでお買い物したいならば、デビットカードだったら作ることができる可能性があります。
このように、クレジットカードとデビットカードにはそれぞれの強みがあります。ご自身の日頃のお買い物の金額、場所、収支の状況などに応じて、適したカードを選んでみてはいかがでしょうか?



























