
【第12回】FP資格を目指すメリットとは?
多くの方が将来に不安を抱える中、お金の勉強をきっちりしたいという人は少なくありません。
しかし、テレビ、雑誌、インターネット、、、世の中にはお金の情報は溢れていますが、「何を」「どこまで」「どうやって」勉強すればいいのか分からず、不安を抱えたまま、結局は何もしていないのが現状ではないでしょうか。
そこでおススメなのが、FP資格の学習です。
FP資格のメリット
FP資格の学習には、以下のメリットがあります。
・体系的にお金の知識を身につけることができる
膨大なお金の知識を、「ライフ」「リスク(保険)」「金融」「タックス」「不動産」「相続」の6分野に分けて、さらにそこから項目毎にポイントを整理して、体系的に学習できるカリキュラムとなっています。すなわち、断片的な情報が溢れる世の中において、お金の知識の全体像をしっかり描きながら、やるべきことをしっかりナビゲートしてくれます。
・実践力が身につく(すぐに役立つ)
FP試験においては、保険証券の読み取り、源泉徴収票の見方、確定申告書の計算、会社四季報からの分析、相続人の範囲、、、などなど、実践的な問題も少なくありません。ですので、身につけたお金の知識を、実際に「活かす」力も養われます。
・明確なゴールができる(期限を決めて学習できる)
本来、お金の勉強(知識の習得)には、終わりはありません。
しかし、終わりが見えないと、モチベーションは続かないものです。勢いよく始めたはいいけど、いつまで続けてよいか分からないまま、中途半端なままで終わってしまう可能性は高いでしょう。そこでFP資格を目指すことで、試験日が一応のゴールとなり、モチベーションも続きやすいでしょう。
ちなみに合格後も、知識のアップデート(メンテナンス)は心がけたいものですが、FP資格を取得してしっかり土台が身についていれば、それほど難しいことではありません。ちなみにFP資格では、そのメンテナンスにもしっかりカリキュラムが確立されています。
・資格という結果(武器)を手にできる
対外的に、「一定のお金の知識がある」ことを証明できます。
とくに、銀行や保険会社などの職員は、こちら(顧客)がFP資格を保有していると知れば、それなりに意識せざるを得ないでしょう。実際、私も信金職員時代、FP資格を持っているお客様を前に「下手なことは言えないな」と緊張したものです。
・人生が広がるかも?
FP資格の学習範囲は非常に広いので、絶対に1つは、興味を持てる分野(項目)と出会うことでしょう。
たとえば、「公的医療保険ってそんなしくみだったのか!」「株式投資って面白い!」「遺産の分け方って決まってるんだ!」などなど、、、そんな出会いがあれば(あると思います)、ぜひ、ご自身で追及していってください。そこから、人生の転機につながるかもしれません。大げさかもしれませんが、FP資格の学習をきっかけに、人生が大きく広がる可能性も十分にあるのです。
これはとくに、学生や若手社会人、またリタイアされた方など、「これから何かやってみたい(新しいことを始めてみたい)」と思っている人にお伝えしたいことです。
2つのFP資格
現在、世の中には、業界内資格や社内資格なども含めれば、たくさんの「FP資格」があります。
しかし、世間一般で言うところの「FP資格」とは、NPO法人日本FP協会(https://www.jafp.or.jp/)の『AFP』『CFP』と、一般社団法人金融財政事情研究会(https://www.kinzai.or.jp/fp)の『FP技能検定1・2・3級』のことです。各資格の詳細については、それぞれ主催団体のHPでご確認くださいませ。
なお、一番受検しやすいのは、『FP技能検定3級』です。
受検資格はなく(誰でも受けられる)、問題は2択・3択のみ、それでいて、前述のFP資格メリットはすべて網羅しています。もちろん合格後には、ファイナンシャル・プランナーの肩書を名乗れます(FP技能検定では、立派な合格証書が届きます)。FP資格の学習を迷っている方は、とりあえずはここから始めてみてはいかがでしょうか?
さて、実は今回、このテーマ(FP資格を目指すメリットとは?)でコラムを書くにあたって、かなり躊躇しました。なぜなら、私は長年、FP資格講座の講師もしているので、今回のテーマがポジショントーク(自分の立場に有利になるような発言をすること)と受け取られてしまうのでは、、、と。
しかし、今回テーマはぜひともお伝えしたいことなので、いろいろ考えた結果、書かせていただくことにしました。これは、FP講師歴20年近くやっているからこそ、つまり、FP資格の実態を知っているからこそ、客観的な立場で、自信を持って書けたことだと解釈いただければ幸いです。
そしてもちろん、このコラムをきっかけに、FP資格に興味を持っていただければ、嬉しいことこの上ございません。














