名取裕子さんが観光特使に 「名刺を手裏剣のように使いたい」 呉市
能登智彦
映画やテレビドラマなどで幅広く活躍する俳優の名取裕子さん(65)が広島県呉市のPR役を担う「くれ観光特使」を委嘱され、13日、呉市役所で新原芳明市長から特製名刺を受け取った。
名取さんは「俳優は普通、名刺を持たない仕事なのでうれしい。手裏剣を投げるように名刺をたくさん使い、魅力を伝えたい」と笑顔で話した。
名取さんは2015年から、呉市内で宮沢賢治の作品を朗読する催しを断続的に開催。瀬戸内海の島々にも時折訪れている縁で、観光特使に選ばれた。
名取さんは呉市の印象について、「海辺にあり生まれ育った横須賀と似ている。自然豊かで人々も優しい。釣りが好きなので、老後には住みたいとも考えている」とたたえた。
「名刺を配って終わりということにならないように気を付けたい。街をどう発展させるのか、市と一緒に知恵を絞り、特に若者のやる気を引き出していければ」と力を込めた。
新原市長は「名刺は何枚でもお渡ししますのでPRを」と頭を下げた。
くれ観光特使は、観光客の誘致や街のイメージアップのために08年に創設され、名取さんで125人目。特製の名刺を持参すれば、大和ミュージアムなど市内12カ所の施設を無料で見学できる。
この日の委嘱式には、サントリーホール総支配人などを務め、名取さんの朗読の催しを演出する呉市育ちの原武さん(83)も同席した。
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