酵母が紡ぐ歴史のしずく 大阪羽曳野、世界遺産の古墳から作るワイン
岡純太郎
大阪府にある世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の堀から採取した酵母で、ワインを醸造する研究が府内で進んでいる。太古のロマン香る白ワインの名前は「陵(みささぎ)」。生産量は年間1千本程度でまだ市販されてはいない。古墳とワインはどのように出会ったのか。研究所を訪ねた。
大阪府羽曳野市の府環境農林水産総合研究所(環農水研)。その一角にワインの香りが充満するラボがある。陵の酵母を育んだ「ぶどう・ワインラボ」だ。2018年からワイン醸造に関する研究をしている。
ここで陵の酵母作りが始まったのは19年、百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録された時のことだ。地元での快挙に、環農水研の研究員たちは「これを機に何かおもしろい取り組みをしたい」と思い立った。
5世紀初めの古墳の堀から見つけた酵母
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辻田真佐憲評論家・近現代史研究者視点羽曳野市には、こどものころ住んでいました。ヤマトタケルの神話に由来する市名からもわかるとおり(白鳥となったヤマトタケルが羽を曳くように飛び立ったと言われる)、古代史とゆかりが深いところです。古墳も日常に溶け込んでおり、「ゴリョウ」と呼ばれて
2024年3月18日 13:56



















































