トランプ氏の主張封じる法案、メキシコ議員が提出検討
ロサンゼルス=平山亜理
メキシコの野党上院議員が、米大統領選の共和党候補トランプ氏への対抗法案を提出しようとしている。不法移民対策として「国境に壁を建設し、メキシコ側に費用を負担させる」と繰り返すトランプ氏の主張を封じるのが目的だという。ロイター通信などが報じた。
法案提出を準備しているのは、中道左派・民主革命党のアルマンド・リオス・ピテル議員。財務省に対して「国益に反するいかなる公的資金の支出も禁じる」とする。またトランプ政権が誕生した後に、同氏の公約通り米国が北米自由貿易協定(NAFTA)から離脱した場合は、両国間の二国間協定を全て破棄するとしている。この中には、カリフォルニアからアリゾナに及ぶ広い領土をメキシコが米国に割譲した1848年の講和条約も含まれるという。
トランプ氏は8月にメキシコを訪問し、ペニャニエト大統領と会談した。メキシコでは両氏への批判が高まっている。


































