2023年12月18日
広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディア事業本部
PR:スコップ・スクール
特集:子どもの"実践的創造力"を伸ばす子どもが「自分で答えをつくり出す力」どう伸ばす?次世代スクール、気になる授業内容は?
これからの時代を生きる子どもたちに「必要な力」ってなんだろう――
そう思ったことは、ありませんか?
予想できないスピードで移り変わる現代。重要なのは、生き方や職業の違いを超えて、「自分で答えをつくり出す力」を持つことではないでしょうか。
では、その「答えをつくり出す力」ってどう伸ばせばいいのでしょうか。
疑問を解消するため、「正解のない問いに答える力」を育む「スコップ・スクール」を取材しました。
目次
授業開始 テーマは「プロダクトデザイン」
スコップ・スクールは、小学生を対象とした次世代型クリエーティブ・スクールです。今回、取材したのは東京・上野にある「勁草学舎 上野教室」。この教室では今年2月からスコップ・スクールのプログラムを導入しています。今回は、小学2年生と3年生、計6名が通う水曜日のクラスを取材しました。
週1回行われる授業は60分間。さまざまな分野の第一線で活躍する「プロナビゲーター」が登場する映像を使って、現場の先生の進行で授業が行われます。
この日は1か月にわたって行われた「机が使いやすくなるプロダクトデザイン」の最終回。子どもたちが考えた「机が使いやすくなるプロダクト(道具)」を与えられた材料だけを使って、形にして発表します。「現場の先生」の中澤晋さんによると、この授業の狙いは生徒たちが「自分の机を“使いやすくする”という目的にあったカタチを考える、プロダクトデザインの考えかたを学ぶ」「目的に対して、試行錯誤してより良くしていく思考を学ぶ」ことだそうです。
午後4時の授業スタートまで10分。教室に子どもたちがやってきました。仲良し同士でふざけたり、「きょうはなにするの?」と興味津々でモニターをのぞき込んだり。まるで学校の休み時間のようです。
そしていよいよ授業がスタート。
「キョウコせんせーい!」
子どもたちがモニターに向かって呼びかけると……
「こんにちは。キョウコ先生です!」
プロナビゲーターの北恭子さんが登場しました。

今回のプロナビゲーターは、プロダクトデザイナーでコピーライターの北恭子さん。広告会社でさまざまな企業の新商品開発や事業企画などに携わりながら、プライベートでも自身の製品の生産・販売を行っています。
「今日はいよいよ本番の材料を使って、仕上げていくよ」
画面の中から語り掛けるキョウコ先生の指示に従い、子どもたちは「机が使いやすくなるプロダクトデザイン」の制作に着手します。台紙をハサミで切ったり、テープを使って丸めたり……。
「プロトタイプ(試作品)違うモノにしていい?」
そう聞いてきた子どもに中澤さんは「いいよ、もっと良くしちゃうんだよね?」と笑顔。「完成しなくても、イメージが伝わるところまでがんばって作ろう」などポジティブな言葉をかけ続けるのが印象的でした。

時間内の完成を目指し、手を動かしていく子どもたち。みんな真剣!
作業をすること40分。いよいよ発表タイムです。
子どもたちは順番に「自分の机で困ったこと」「困ったことをどう解決するか」「そのためのカタチや工夫」を説明。そして「消しゴムのカスを床に落とす道具」「机の上のモノが落ちないモノ置き」など、ユニークなアイデアを発表していきます。

印象的だったのが、他の子どもの発表に対して「そんな道具があったら欲しい!」「机はキレイだけど床は汚れちゃうよ?」など積極的に発言する姿。自身の作品だけでなく、他の作品に意見を述べることが当たり前にできている。そう感じました。
学んだことをワークシートに記入して、散らかった紙くずを片付けたらこの日の授業は終了。「ありがとうございました!」。挨拶を終えて、子どもたちが教室を退室していきます。そんな子どもたちの背中を見ながら「最後までちゃんと発表できて良かった」。中澤さんも安堵の表情を浮かべるのでした。

毎回記入するワークシート。その日の学びを総括する欄も設けられた、大切な学びのツールです。
授業の狙い「自分で答えをつくり出す」を導くプロセス

「プロダクトデザイン」の第3回目に使われたワークシートには、子どもたちの自由な発想から生まれた「机が使いやすくなるプロダクト」のカタチと工夫が書き込まれています。
この日の発表回までに、子どもたちは3回「プロダクトデザイン」の授業を受けてきました。
第1回のテーマは、「目的に合ったカタチを知る」。授業は「2つの動物の違いは?」というクイズから始まりました。

正解は、「口のカタチ」。シロサイとクロサイは生活環境が異なります。草原で暮らすシロサイは地面から生えている草が食べやすい平べったいカタチ、森の中に住むクロサイは木や枝の葉を絡めて食べられるように先が尖ったカタチになっているのです。
このクイズがプロダクトデザインにどうつながるのか、中澤さんに伺いました。
「アイデアをカタチにするには目的をハッキリさせることが大事です。それを体感的に覚えてもらうことが狙いです。目的の大切さを認識したら、次は身の回りで目的に合ったカタチをしているモノを探す。身近な話にすることで、モノには目的があることを理解することができるのです」
続く第2回のテーマは「目的に合ったカタチを考える」。
「記憶に残る手紙」を考えるというお題で、子どもたちがアイデアを出し合います。ポイントは手紙の「内容」ではなく「カタチ」で受け取る相手に強い印象を残すこと。キョウコ先生は自身が商品化した「生のフルーツをプレスした手紙」を例として紹介して、子どもたちに「プロダクトデザイン」のヒントを与えていきます。
この日の宿題が「いつも勉強する机で困っていること」を考えてくるというものでした。これを受けて第3回のプロトタイプ(試作)作成。そして最終回となる第4回へとつながっていきます。
「シナジー効果」を生む授業テーマ
一連の授業の流れを「どんな仕事にも共通すること」と話すのは、スコップでプログラム開発に携わり、中澤さんのような現場の先生にプログラムの本質を伝える三浦元希さんです。
「同じプロセスを踏んでモノを作り、使ってもらう中で改善点や新たな目的が見えてきます。トライアル&エラーを繰り返しながらより良いモノを生み出し、より良い世の中にしていくという思考は、社会においてとても大切なものです。それを小学生のうちに体験する機会はほとんどないので、こうしたプログラムには大きな価値があります。他のプログラムとのシナジー効果(相乗効果)が生まれるので、プロダクトデザインをテーマのひとつに取り入れています」
他のプログラムとの「シナジー効果」の例として、三浦さんはプログラミングをテーマとしたプログラムで「印象に残った発表」について教えてくれました。プログラミングの基礎である条件と命令を組み合わせた発明を考えよう、というお題で、ある子どもは「洗面台に立つと水が出る発明」を考えたそうです。
三浦さん「“何のため?”と聞くと“家族が疲れていて顔を洗うのが大変だから”という答えが返ってきました。プロダクトデザインのプログラムを済ませた後だったということもあって、課題を解決するための条件と命令を考えたんだと思います」
ユニークな講師陣 ラッパーも
スコップ・スクールのプログラムは、「何かを解決する」というものだけではありません。たとえば、「好きを伝える言葉の魔法」というプログラム。こちらはラッパーをプロナビゲーターに迎え、自分の内側にある好きなものを歌詞(言葉)で表現するという内容です。
三浦さん「互いの個性を伝え合うことで自己肯定感が高まることがあります。相手を大切にする気持ちも生まれます。歌詞を作り、最終的にはラップにして発表しますが、リズムに乗れない子どもも自分なりにできることで表現していて、互いの理解を深め合っています」
こうしたプログラムは、「学びの狙い」と「プロナビゲーターのジャンル(得意分野)」を掛け合わせながら組み立てていくのだとか。その結果、生まれてきたプログラムは、バラエティに富んだ内容です。
三浦さん「3名から4名のチームを組んで、新聞を使った建物をつくるプログラムではチームワークや、思考の練り合わせを学ぶプログラムもあります。また、宇宙のことを学べるプログラムを用意するなど、スコップでは子どもの興味を刺激しながら、さまざまな領域を通して“実践的創造力”を育てています」

「実践的創造力」とは?
三浦さんの言う「実践的創造力」とは、どのようなものなのでしょうか?
三浦さん「実践的創造力を言い換えると“正解のない問いに答える力”です。目的に対して思考する“うみだす力”、他者と意見を交わして練り合わせていく “つなげる力”、限られた時間と材料の中で終わらせる“やりぬく力”。この3つで構成されています」
「実践的創造力」は、受験勉強にも役立つのだとか。
三浦さん「実践的創造力を身につけることで思考力も高まるので、どう学べば効率が良いかを考えられます。近年では大学や私立中・高の入試のあり方が変わってきています。たとえば“レゴブロックを使って考えを表現しなさい”なんて問題が出ることもありました。単語や公式、漢字などを覚えることも大切ですがこの力を伸ばす努力も必要です」

スコップ・スクールHPより
学校・塾との違いは?

“実社会”を見据えて。スコップでは違う学年の子どもたちが同じ教室で課題に挑みます
ではスコップ・スクールと学校や塾との違いはなんなのでしょう?
三浦さんは最も大きな違いとして、現場の先生の役割の違いを挙げます。
三浦さん「スコップ・スクールの教室で子どもたちと向き合う先生は“ファシリテーター(進行役)”です。子どもの“こうしたい”という発言に対して彼らは“こうしたらいいよ”という答えではなく、“どうしたい?”“そのためには何が必要?”と一緒に答えを探っていきます。質問を繰り返すことで子どもが自分で考えて、次のステップを発見する流れを作り出せます。
「学年が違う子と机を並べて、同じ課題に取り組むのも、わたしたちの特徴のひとつです。大人になったら社会人歴が同じ人間だけで仕事をしません。下級生のほうが本質をつかんだ鋭いアイデアを出すこともあるので、学年の上下が優劣を決めるわけでなく、お互いに刺激しあう関係を築けます。発言力やリーダーシップを培う機会にもなります。」
体験プログラムも用意

これからの時代を生きるわが子に、もうひとつの力を身につけて欲しい……。そんな保護者の思いに答えるのが、スコップ・スクールのプログラムです。
小学校1年生から6年生までを対象とするこのスクールは、第一線で活躍するプロナビゲーターと子どもたちが一緒に考え、思考を練り合わせながら、正解のない問いに答える力を育てていける場所。各地にある教室では体験プログラムも実施しているので、興味のある方は、まずは参加することから始めてみませんか?



