街灯も信号機も消え…計画停電下のウクライナ、歩行者事故急増
キーウ=喜田尚
ロシア軍による相次ぐエネルギー関連施設への攻撃で電力不足に陥ったウクライナで、計画停電が導入された都市部を中心に夜間の交通事故が急増し、警察が注意を呼びかけている。交通警察トップは28日、民放テレビで、停電中に外出する歩行者はできるだけ蛍光色のものを携帯するよう訴えた。
ロシアは2014年に併合したクリミア半島とロシアを結ぶクリミア橋で起きた爆破事件に対する報復だとして10月10日、首都キーウ(キエフ)中心部のほか12州のエネルギー関連施設をミサイルで攻撃。その後も各地の電力施設などを標的にミサイルやドローン(無人航空機)を使った集中的な攻撃が続き、電力不足に対応するための計画停電がウクライナ全土に広がった。
計画停電は連日、各都市で地区ごとに持ち回りで4時間ずつ続く。停電中は夜間でも街灯が消え、信号機も止まる地域が少なくない。交通警察によると、10日から23日までの2週間に車にはねられるなどして死亡した歩行者は51人。うち38人が夜間に事故の犠牲になった。計画停電が実施される前の2週間より25%増えたという。
車の運転手が道路を横断する…










































