キオクシア、人員削減を検討 半導体メモリー不況で連続赤字

田中奏子
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 半導体メモリー大手のキオクシアが人員削減を検討していることがわかった。メモリー市場は世界的に不況に陥っており、回復の兆しが見えない。同社も3四半期連続で巨額の最終赤字を計上。経営を立て直すために、リストラが必要だと判断した模様だ。

 関係者によると、21日にも労働組合に説明した上で、56歳以上の正社員を対象に早期希望退職者を募集する見通し。応募者には退職金を積み増し、再就職の支援も行う。

 同社はスマートフォンやパソコン、データセンターなどで使われる記憶装置「NAND型フラッシュメモリー」の世界大手。メモリー市場は物価高や中国経済の減速で需要が落ち込み、価格が下げ止まったまま。各社とも減産を強いられており、需要の回復は2024年以降になるとみられている。

 同社の業績も苦しく、23年4~6月期(国際会計基準)は、最終的なもうけを示す純損益が1031億円の赤字だった。23年1~3月期は1309億円の赤字、22年10~12月期は846億円の赤字で、3四半期連続で赤字を計上した。

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