「デジタル権利」って何?世界の市民団体が訴える、新しい個人の権利

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村井七緒子
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インターネットの未来:上

 社会の急速なデジタル化で山積する課題に取り組むのは、政府や企業に限らない。

 10月に京都市で開かれた国連主催の国際会議「インターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)」。各国政府や企業と並び、市民団体の関係者も多く参加した。彼らから頻繁に聞く耳慣れない言葉があった。「デジタルライツ(デジタル権利)」だ。

 「政府や企業の利益よりも、人々にどんな影響があるかを最優先に考えなければならない」

 ネット通販の購入履歴など、消費者の個人データの取り扱いが議論されたセッションで、ベルギー拠点の非営利組織「ヨーロピアン・デジタルライツ(EDRi)」のトーマス・ローニンガー副会長は強調した。会場で耳を傾けたのは、世界各国の消費者団体の参加者だ。

背景に巨大IT企業の影響力

 デジタル権利を団体名に冠す…

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この記事を書いた人
村井七緒子
経済部|総務省担当
専門・関心分野
デジタル政策、AI、人権

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