千葉・柏市の消防局員が横領で免職 懇親会余剰金など224万円

斎藤茂洋
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 消防団の懇親会の余剰金など約224万円を横領したとして、千葉県柏市消防局は25日、消防団課の40代の男性職員を懲戒免職処分とし、発表した。職員は「風俗店通いの遊興費や生活費に充てた」と話しているという。同局は22日、千葉県警に業務上横領容疑で職員を告発した。

 発表によると、職員は今年2~8月、消防団の親睦会や旅行会の余剰金、市からの補助金用などを管理していた5口座と、自身の事務机で預かっていた現金から横領した。別の課員が8月に口座を確認したところ、残高が少なくなっていたため発覚した。職員は「大変申し訳ないことをした」と話し、横領した全額を返済したという。

 口座は4年ほど前から職員が1人で管理していたといい、今後は管理体制を改める。同局は、上司らを懲戒処分とし、消防団課長を減給10分の1(1カ月)、消防局長ら4人を戒告とした。

 横領された口座は、消防団の所有だが、本業がある団員の負担を軽くするため、これまで消防団課が管理してきた。ただ、公金ではないため、監査体制がなかった。今回の問題を受けて口座の管理を消防団に戻したが、同局の担当者は「どのように団員の負担を減らすような口座管理をできるのか、模索している」と話している。

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この記事を書いた人
斎藤茂洋
柏支局長|千葉県北西部
専門・関心分野
地方自治 地域の高齢化