子どもの相談相手はAI先生 兵庫県三田市が対話型アプリを試行
松浦祥子
対話型AIを子どもたちの精神ケアに活用する模索が、一部の自治体で始まっている。兵庫県三田市教育委員会は今年1月、一部の小中学校などで試験的に導入。児童や生徒に、生成AIでつくられたキャラクターを相談相手として数週間単位で使用してもらっている。
キャラクターとのやり取りは、三田市教委が大阪教育大学と民間企業とで共同開発した対話型AIアプリ「MIRAIノート」で行う。10月は市内の小中学生約390人を対象に実施した。
やり取りできるキャラクターは、「中学時代に不登校を経験した大学生のアオト」「いつ話しかけても良さそうな安心感や包容力がある保健室の先生スミレ」など八つ。
実際に不登校を経験した人たちのインタビューを元にキャラクターを構築し、子どもたちは相談相手を自由に選べる。
対話型AIを開発した背景にあるのは、増加の一途をたどる不登校の児童生徒への対応だ。
三田市教委はいじめに関する生活アンケートの中で、1割強の子どもが困った時に「誰にも相談しない」と回答していることに着目した。生成AIを活用した対話であれば、子どもたちが気兼ねなく気持ちを吐き出せるのではないかと考えたという。
関連トピック・ジャンル
トピックス








































