当社は「ともに考え、ともにつくるメディアへ」を掲げ、2015年4月にパブリックエディター(Public Editor PE)制度を新設しました。“読者と新聞をつなぐ役目”として社外の多様な声に耳を傾け、朝日新聞の報道内容を点検し、ほぼ毎週開いている会議で編集部門に意見や要望を伝えています。
 2016年春には、特定のテーマを設けてPEと本社側が議論する「あすへの報道審議会」を発足させました。年に3回程度開き、本紙とこのページ、朝日新聞デジタルで報告しています。
 また、PEは交代でコラム「パブリックエディターから」を執筆し、原則として毎月掲載しています。



パブリックエディター プロフィール

=敬称略

今村久美(いまむら・くみ)
 認定NPO法人カタリバ代表理事。1979年生まれ。大学在学中の2001年にカタリバを設立。10代と親や先生以外の「ナナメの関係」を教育の力に変えようと、探究活動や校則検討、震災・貧困・不登校の支援など、対話を通じた公教育改革を実践している。

佐藤信(さとう・しん)
 東京都立大准教授 。1988年生まれ。専門は現代日本政治、日本政治外交史。近年は空間やジェンダーに着目して日本政治を研究している。著書に「近代日本の統治と空間」「日本婚活思想史序説」「60年代のリアル」「鈴木茂三郎1893―1970」など。

藤村厚夫(ふじむら・あつお)
 スマートニュース社フェロー。1954年生まれ。コンピューター関連雑誌の編集者やネット専業メディアの経営者などを経て、2013年からスマートニュース社でメディア事業開発を担当。18年から現職。NPOファクトチェック・イニシアティブ副理事長も務める。

岡本峰子(おかもと・みねこ)
 社員。1967年生まれ。89年朝日新聞社入社。大阪社会部、生活部記者、医療グループデスクなどを経て、論説委員、東京編集局長補佐、仙台総局長を経験。