東京ガス、2809億円過去最高益を更新 自社株買いも決定

宮川純一
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 東京ガスは26日、2023年3月期決算を発表した。売り上げは前年比52・7%増の3兆2896億円、純利益は約3倍の2809億円と、いずれも過去最高を更新した。原料の液化天然ガス(LNG)が値上がりして販売単価が増え、売上高を押し上げた。

 最高益は7年ぶりの更新となった。ガスの販売価格は国内全体の輸入価格に応じて自動的に上がる仕組み。22年はロシアのウクライナ侵攻などでLNGが世界的に高騰。他社は高額で調達していたが、同社は一定価格で買い取る長期契約を多く結んでおり、調達費を抑えられたという。電力事業でも販売量が堅調に増え、利益を押し上げた。

 佐藤裕史専務は会見で、料金の値下げについて「業績は一過性のもので、今後は大幅な減益が予想される。料金に反映させるのはまだ早い」と否定した。

 このほか、同社は26日、発行済み株式の12・2%、1130億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。

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