オバマ大統領、通話記録の政府保管を廃止 NSA改革案

ワシントン=奥寺淳
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 オバマ米大統領は17日、米司法省で演説し、プライバシー侵害との批判が出ていた国家安全保障局(NSA)の情報収集に関する改革案を発表した。NSAが電話会社から提供を受けている大量の通話・通信記録の保管について、今後は政府外の機関に委ね、厳格なルールのもとで情報を利用する方針を明らかにした。

 オバマ氏は演説で、歴史的に情報収集活動によって「米国の安全と自由が守られてきた」と語り、これまでNSAなどの情報収集活動が権利を乱用してはいなかったと強調した。一方で、「政府が(大量の通信記録を)収集し、保管することは潜在的な乱用を生みかねない」とも指摘。運用を厳格にすることが必要だと強調した。

 具体的には大量の通信記録などを利用する基準について、オバマ氏は「テロやサイバー攻撃への対策、軍隊や同盟国を守るなどの条件を満たす」ことが必要だと指摘。友好国の指導者に対する盗聴も行わないことも明らかにした。

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この記事を書いた人
奥寺淳
編集委員|米中・国際関係担当
専門・関心分野
米中、日中、国際関係