天皇杯、PK戦制した甲府が初優勝、J2勢で2度目 J1勢に5連勝

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 サッカーの第102回天皇杯全日本選手権大会は16日、神奈川・日産スタジアムで決勝があり、J2のヴァンフォーレ甲府が、J1のサンフレッチェ広島を破り、初優勝を飾った。

 延長で1―1の末、PK戦を5―4で制した。

 甲府は1965年に発足した前身の「甲府クラブ」を含め、30回目の出場で初めて決勝に進み、そのまま頂点に駆け上がった。

 J2勢の優勝は、第91回大会(2011年度)のFC東京以来2チーム目。

 甲府は前半26分、CKを起点に複数人が絡んだパスワークからFW三平和司が先取点を奪ったが、後半39分に追いつかれた。延長後半にPKを与えたが、GK河田晃兵の好セーブで防ぎ、PK戦に持ち込んだ。

 河田はPKでも広島4人目のシュートを止めた。

 J2では現在、22チーム中18位。J2残留は決まったものの、7連敗中と苦しんでいる。

 一方、天皇杯ではコンサドーレ札幌サガン鳥栖アビスパ福岡を破って初めて4強まで進んだ。準決勝では鹿島アントラーズに競り勝ち、決勝へ駒を進めた。

 吉田達磨(たつま)監督のもと、後方からパスをつないで攻める攻撃が本来のスタイル。だが、天皇杯では格上相手に守りを固めてカウンターを狙う割り切った戦術をとり、快進撃を続けた。決勝の広島を含め、J1勢に5連勝しての頂点だった。

 天皇杯決勝は元日に開催するのが恒例だが、今大会は10月に前倒しされた。ワールドカップ(W杯)カタール大会の開幕を11月20日に控え、シーズンを早く終える必要があったため。

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