インタビュー

「モチモチ」を外国語でどう表現?おいしさの伝え方を絵本作家に聞く

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聞き手・池田伸壹
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 食感や見た目、味を含めて、「おいしさ」を外国語で伝えるのは難しいものです。日本語で育った人間同士だと、オノマトペ(擬音語擬態語)が活躍しますが、翻訳が難しい表現だらけ。刊行から7年近く、増刷を重ねる絵本「おなかぺこぺこオノマトペ I’m PEKO-PEKO Hungry!」(千倉書房)の作者で、日本語と英語の文章を書き、絵を描くことで、この難題にチャレンジした絵本作家でイラストレーターのきのとりこさんに聞きました。

リレーおぴにおん 「うまい!」

 絵本作家として、フランス語やイタリア語を学んだのは、必要に迫られてのことでした。自分の作品を海外の出版社に持ち込むため、1人で欧州を訪ね歩いてきました。

 旅に出ると、頭の中は「次は何を食べよう」でいっぱいになりますよね。外国人だったら、ラーメンも、おすしも、天ぷらも、日本で経験することの中でも、とても大切でしょう。痛感するのが、「おいしさ」を外国語で伝えることの難しさです。

 おいしさをどう表現し、伝えるのか。日本語には、短い独特の言葉でなんとなく伝わってしまうオノマトペ(擬音語擬態語)が豊富です。たとえば今なら「モチモチ」。チョコやドーナツなど「モチモチ」とその派生系が大流行していますが、ひとくちに「モチモチ」といっても、お餅より粘り気の少ないものから、中にバニラアイスの入っている「雪見だいふく」のやわらかさ、一度でかみ切れるか、伸びるかまで――実にいろいろな「モチモチ」があります。

 私の絵本「おなかぺこぺこオ…

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