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必死で本気で、俳優業 俳優・桜田通

2010年1月4日

 今年イチオシのイケメン君だ。男版「ベルサイユのばら」といわれ、イケメンの登竜門となっているミュージカル「テニスの王子様」の主演を務め、昨年は日本テレビ系「サムライ・ハイスクール」で三浦春馬の級友を演じた。女子中高生の間では「あの小悪魔的な子は誰?」と話題を呼び、他の新進たちから一歩出た形だ。

 なんと、本名。東京・桜田門交差点から西五反田1丁目交差点までの有名な国道の通称そのまま。「桜田ときたら通でしょう、と親の頭に浮かんだらしい。フツーの名前よりいい」

 本人は否定するが、典型的なツンデレ系(普段はツンとしているが、ある条件下になるとデレっとする)だ。何を聞いてもクール。小4からダンスをしていて、好きなのは、今どきのロックバンド、UVERworldの音楽だけ。他人にも自分にも興味なし。「オレかっこいいなー、とも思わない。ただ必死に、自分と違う人間になれる俳優業に本気」

 主に中2女子が読者のコミック誌「Sho―Comi」(小学館)の4月5日発売号に、あこがれの王子様「桜田通」として登場する。編集部は「読者は、イベントでは優しくファンの肩を抱く彼に『ギャップ萌(も)え』!」。ツンとデレの落差。ツンデレとは、ツンとして男心をそそる女性のことだったはずなのだが。現代のイケメン像とはツンデレなのか? 旧来の「オレについて来い」という男くさいイケメンでなく、ファンの女子の「かわいがりたい!」という欲求をそそる男子。異性の好みが「対等」になったのか? 「デレ」が欲しいな、親切にすればもらえるのかな、と聞いてみた。「求めてもだめです。親切に見返りを期待してはだめ」

 3月末には「ごくせん」の脚本家・江頭美智留監修のドラマ「あり得ない!」(毎日放送制作)の11話に主演する。家の電気を止められ、米と炊飯器を持って隣家に侵入、申し訳なさから洗濯物をたたむところに住人が帰る、という設定。不条理な面白さは、通クンにぴったり。(竹田さをり)

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