朝日 地球会議2019特別協賛企業・団体による 特別講演・登壇

朝日 地球会議2019 特別協賛企業・団体による 特別講演・登壇 広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

特別講演
「水と生きる」持続可能な社会への挑戦
福本ともみ
サントリーホールディングス 執行役員
コーポレートサステナビリティ推進本部長
コーポレートブランド戦略部長

長野県大町市と「森林(もり)の里親協定」を締結

私どもサントリーは天然水の新たな水源としまして2021年に長野県大町市に新工場を建設する予定になっています。日本初のウイスキー蒸溜所にはじまり、これまでの蒸溜所や工場の建設にあたっては、まず非常に質の良い水がある場所を探すことからスタートします。もうひとつ重要なことがあります。水というのは無限ではありませんから20年後、30年後を見据えた環境保全活動を続けていかなくてはなりません。これを行政の方、あるいは地元の方々と協働できることも重要な条件になります。こういうことで全国を探索しましてたどりついたのが大町氏です。今年の3月に森林整備に関する「森林(もり)の里親協定」も締結しました。

この「天然水の森」の活動は2003年に熊本からスタートし、2020年までに「サントリーの国内工場でくみ上げる地下水量の2倍の水を涵養(かんよう)する」を目標にしてまいりましたが、この春に前倒しで目標を達成することができました。現在「天然水の森」は全国15都府県21ヵ所に広がり、総面積は約12,000ヘクタールになっております。

持続可能な社会を目指すことはサントリーのミッション

サントリーの企業理念のなかでもとくに使命に掲げる「人と自然と響きあう」の実現こそが、私たちの存在意義です。そういった意味で、持続可能な社会を目指すというのはまさに私たちのミッションだと思っております。そのために私たちが取り組んでいかなくてはならないテーマのなかでも、昨今非常に大きな課題となっておりますのがプラスチックです。使用した後のプラスチックが適切に処理をされないことで山川から海に排出してしまい、今その数は年間800万トン。このままの状態がもし続けば2050年には、海の中にいる魚の量より、プラスチックの量が多くなってしまうと言われています。日本は分別回収を含めてリサイクルの仕組みが整っているものの、使用量が高い国でもありますからしっかりと取り組んでいかなくてはならないと思っています。

サントリーではこの問題に取り組んでいくために、この春に「プラスチック基本方針」を策定しました。これは完全な循環型社会を目指したいというのが基本的な思想になっています。プラスチック、とくにペットボトルは適切に分別・回収し、リサイクルしてもう一度使えば、ゴミではなく資源です。このプラスチック基本方針では、ペットボトルを有用な資源として、循環型社会の形成と脱炭素社会の実現に向けて、2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルをリサイクル素材あるいは植物由来素材100%に切り替え、新たな化石由来原料の使用ゼロを目指すと高い目標を掲げ、取り組みを強化推進しています。

このプラスチック問題の解決のためには、企業としてはもちろんですが、私たち一人ひとりの意識改革も必要になります。これまで飲料業界では自主的に、ペットボトルをはじめ空き缶や瓶の散乱防止やリサイクル推進に取り組んできました。また、弊社ではまず我々社員がしっかりと貢献していきたいという考えから、定期的に水辺の清掃活動等のボランティアを行っています。プラスチックに限らず、サステナビリティの問題は、企業一社で解決できるものではありません。一人ひとりが自分事としてとらえ行動を起こしていくことが求められており、今後も地域社会のみなさんと協働して取り組んでいけたらと思っています。

朝日地球会議 環境 その先へ 接続可能な社会の実現 The Environment and Beyond~Towards a Sustainable Society 公式サイトはこちら