朝日 地球会議2019特別協賛企業・団体による 特別講演・登壇

朝日 地球会議2019 特別協賛企業・団体による 特別講演・登壇 広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

特別講演
「プラスチック・スシ」は要らない
平野幸恵
ソーダストリーム マーケティング部長/ディレクター

 

ペットボトルの使用量を削減する家庭用炭酸水メーカー

ソーダストリームはご家庭にある水で、マシン、ボトル、シリンダーの3つを用いてわずか数秒で簡単に炭酸水をつくる家庭用炭酸水メーカーです。日本で商品の取り扱いがスタートしたのは8年前の2011年。比較的新しいものと思われがちですがソーダストリームが誕生したのは実は1903年。いまから116年前のイギリスで誕生した、炭酸飲料業界の中では老舗中の老舗でございます。

ソーダストリームのシリンダーを1本使用するごとに、約120本分の炭酸水が作れることから、同数のペットボトルが不要になります。そしてソーダストリームのボトルの耐久期間は4年間。日本では1世帯当たり年間約2000本のペットボトルが使用されていますから、それだけの数のペットボトルが削減できることを皆様にお伝えしています。

ソーダストリームがプラスチック削減への取り組みを始めたのは10年以上前に遡ります。ただし当時は今日ほど環境問題がメディアで取り上げられる時代ではありませんでしたし、日本においては上市を目の前に控えたタイミングで、購買意欲となりづらい環境問題についてマーケティング予算を投じることは勇気のいることでした。私は当時のCEOで、現在のダニエル・バーンバウム会長に、「日本は豊かな国で新商品があふれかえっています。もっと新規性や直接的なベネフィットを消費者に伝えるべきではないですか」と、訴えかけました。ダニエルから返ってきた言葉は意外なものでした。「幸恵の夢は何?僕の夢はプラスチックが無かった世界に戻すこと。子どもたちにきれいな地球を残すこと。自分たちは、利益は出さなくてはいけないけれど、利益は目的ではない。利益はエンジンだ。僕たちの信念は違う」。

世界を変えるために、ホンジュラスで清掃活動

そして私たちは問題の深刻さを肌で感じる過酷な機会を与えられます。世界のソーダストリーム幹部社員を中米・ホンジュラスの島に集め、プラスチックごみの回収作業にあたらせたのです。48時間で集めたごみの量は8トン。これは世界で、たった30秒で排出されてしまう量です。ダニエルは言いました。教育のきっかけをしかけよう。理解をうながせ。ムーブメントを起こせ。自分たちはごみを拾いに来たのではない、世界を変えるために集まったのだと。

私たちは常に考え続けてきました。どうしたら人々の行動を変えるきっかけをつくれるか。ホンジュラスで自分の頭に突き刺さった怒りや悲しみをどう伝えればいいのか。そのときこの画が脳に浮かびました。“寿司”です。日本人にとって無視できないのはこれではないかと思い、すぐにデザイナーに電話。「大好きなお寿司にプラスチックが入っていたら嫌だよね?でもそれをお寿司に入れているのは自分たちだと伝えたいの」。数時間後、画が届きました。すぐにこの構想をダニエルに話したところ、制作の許可はその場で下りました。プラスチック・スシのポスターに入れた「やがて私にたどり着く」は、記憶に残るメッセージだというお声をいただくことができました。

現在、ソーダストリームの従業員、およびソーダストリームを使用している人すべてをプラスチック削減につながるその行動から、「プラスチックファイター」と称し、様々な活動を行っています。今年の海の日には「プラスチックファイタージャパン」というサイトを立ち上げ、教育のきっかけとなる記事を掲載。ムーブメントを起こすためにご参加いただける企業様を募集しています。清掃活動も行います。そう、ごみを拾うためではありません。日本を変えるために、その現状を体に刻むために、集まるのです。ときには大きなイベントもやります。マスメディアを巻き込むためです。ソーダストリームは10年前とても小さな会社でした。しかし大きな目標を共有したことで「ONEチームONEソーダストリーム」として今、一緒に戦っています。

朝日地球会議 環境 その先へ 接続可能な社会の実現 The Environment and Beyond~Towards a Sustainable Society 公式サイトはこちら