
【第8回】初心者必見、確定申告をしようと思ったら?
以前【第1回】身近な税金と年末調整・確定申告の回で、「確定申告をする必要がある人・確定申告をすることでさらに控除を受けられる人」についてお話ししました。では、いざ確定申告をしようと思ったとき、何が必要で、どうすればいいのでしょうか。
①必要な書類を集める
まず確定申告に何より必要なのは、確定申告書です。確定申告書は、税務署や申告相談会場に行って直接紙の申告書をもらうか、インターネット上で入手することができます。
税務署は場所も限られており平日昼間だけしかやっていないため、なかなか行くのが難しい方も多いと思いますが、申告相談会場はわりとアクセスのいい会場で土日でも開催している日があるので行きやすくなっています。しかし、3月15日が近づくにつれ混雑してしまうので、余裕を持って行かないとなりません。
そこでおすすめなのが、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使って申告書を作成し、それを印刷する方法。印刷したものもれっきとした確定申告書なので、それを提出すればOKです。
次に必要なのは、確定申告をするための書類です。 たとえば、
- 源泉徴収票
- 生命保険、地震保険、社会保険料の証明書
- 医療費の明細書
- セルフメディケーションの対象薬の明細書
- 住宅ローンの証明書
- ふるさと納税の証明書
などなど。
個人事業をしている場合は別ですが、給与収入だけの方は基本的にはこれらの書類を使って確定申告をする方がほとんどだと思います。
また、電子申告をする場合は別ですが、本人確認書類も必要となります。
マイナンバーカードがあればマイナンバーカード、ない場合は通知カードや住民票の写しなどのマイナンバーがわかるものと、運転免許証やパスポートなどの身分証の提示か写しの添付が必要となるので、忘れないようにしてくださいね。
②確定申告書をつくる
次に、確定申告書の作り方。今時インターネットで検索すればいくらでも作り方が出てくるのですが、簡単かつ間違いないのは、やはり国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用して作成する方法です。
案内にしたがって入力していくだけで、計算なども自動的に行われ、最後は印刷して提出するだけの申告書が完成します。申告書をわざわざもらいに行く必要もないので、家で全部完結させたいという人にはおすすめです。何かわからないことがあれば税務署に電話で相談してみてもいいかもしれません。
もちろん、自分で作るのがめんどうくさいし、「確定申告書等作成コーナー」の使い方がよくわからないという方は、税務署や申告相談会場へ行けば職員に教えてもらいながら申告書を作成することもできます。
仮想通貨やネットショップでの利益、その他何か継続的な収入があるなど、確定申告書を提出するために細かい計算が必要となる場合は、税理士もしくは税務署の窓口で、きちんと相談してくださいね。
③確定申告書を提出する
申告書ができたら、最後は提出。一番楽なのは家で提出できる電子申告なのですが、ICカードリーダーとマイナンバーカードが必要です。なかなかこの二つを持っているという方はいないですよね。
残る手段は税務署へ直接持っていくか、郵送で提出する方法です。自分で作成したものを提出する場合は、提出用と控え用(自分の手元に残しておく用)を印刷する必要があります。
税務署へ行って提出するのであれば、窓口で印鑑が押されて控えが返却され、それで申告完了です。とはいえ役所は窓口が閉まるのも早いため、働きながらだと直接提出しに行くのは難しかったりします。
そこで、一番おすすめなのは郵送。封筒に提出用と控え用の確定申告書を入れ、控えを返送してもらうために切手を貼った返信用封筒を入れて、自分の住所の管轄の税務署に郵送するだけ。切手代や封筒代はかかってしまいますが、混雑や時間を気にすることなく提出できるので、自分のペースで進めることができます。
なんとなく難しそうなイメージがある確定申告ですが、基本的には、自分で何かを計算することもほとんどなく、ウェブサイト上で申告書も作れてしまいます。
やれば税金が返ってくるのに、何もやらずに損をするのはとってももったいないので、まずはチャレンジしてみてください!













