茨城)戦争資料館同士の連携探る 筑波海軍航空隊記念館
高井里佳子
茨城県笠間市旭町の筑波海軍航空隊記念館が、全国各地の戦争資料館との連携を進めている。戦争体験者の高齢化が進む中、「語り部」としての役割を担う資料館同士がつながり合い、発信力を強めたい考えだ。全国の資料館を巡る企画展や各地の戦跡を訪れる「ダークツーリズム」の展開も視野に入れる。
同館は2013年に公開された映画「永遠の0(ゼロ)」のロケ地となった筑波海軍航空隊の旧司令部庁舎内に特攻隊員の遺品などを展示し、内部を公開してきた。老朽化などのため、今年6月に隣接する施設に移転しリニューアルオープンした。
映画やドラマなどの撮影地をファンが訪れる「聖地巡礼」による若い年齢層の来館者も多い。そこに関心を持った兵庫県加西市の市民団体から連携の話を受けた。加西市でも戦争資料館設立の話が進んでおり、市民団体が資料館に置く展示品などについてアドバイザーを務める。担当者は「筑波海軍航空隊記念館は映画などのロケの誘致や支援を行うフィルムコミッションが運営主体。加西市にも戦跡が残っており、ロケを呼び込むようなノウハウも共有したい」と話す。
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