「一人では抜け出せない」 依存者が密集、南米最大の麻薬街を訪ねた

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サンパウロ=軽部理人
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 サンパウロにある南米最大の麻薬街「クラコランジア」が、ブラジルで大きな社会問題になっている。昨春に当局が強制撤去したものの、数多くの麻薬の依存者が昼夜を問わず密集する場所が近隣に次々に生まれ、店舗などが営業停止に追い込まれているためだ。何が起きているのか。現地を訪ねた。

 長さ100メートル、幅10メートルほどの道路が、麻薬に依存する人々であふれかえっていた。1千人はいるように見える。上半身裸の人、目がうつろな人など様々だ。数は少ないが、小さな子どももいる。

 煙の異臭が鼻をつく。ガラス管をライターで加熱し、煙を吸引している姿があちこちで目に入る。「クラック」と呼ばれるコカインの一種で、安価だが中毒性が高いことで知られる。至る所で麻薬も売られている。

支援団体「麻薬、一人では抜け出せない」

 サンパウロのセントロ地区に…

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この記事を書いた人
軽部理人
国際報道部|業務担当次長
専門・関心分野
中南米の全分野、米国政治や外交、社会

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