日本のパスポート「最強」に返り咲き 6カ国が首位は「前例ない」

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 英コンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」は10日、世界各国のパスポートを比較する「パスポート指数」の最新版を発表した。日本はビザなしで訪問できる国・地域が194で1位だった。昨年7月の発表では首位から3位に転落したが、「最強」の座に返り咲いた。

 近年は日本とシンガポールが首位の座を争ってきたが、2024年版の今回はフランスドイツイタリアスペインが加わり計6カ国が同数で首位に。同社は「前例がない」と表現している。6カ国の次に多い2位はフィンランド、韓国、スウェーデン(ビザなしで193の国・地域へ訪問可能)、3位はオーストリア、デンマークアイルランドオランダ(同192)だった。

 10日公表の報告書で順位を上げている国として紹介されたのは11位のアラブ首長国連邦(同183)で、55位だった2014年から渡航可能な国・地域を106増やしたという。32位のウクライナ(同148)と62位の中国(同85)も、この10年で国・地域数を伸ばしているという。

 ビザなしで訪問できる国・地域が最も少なかったのはアフガニスタン(同28)。北朝鮮(同42)やパレスチナ自治区(同40)も順位が低い。

 世界の平均値は111で、調査を始めた06年の58から約2倍になった。同社のクリスチャン・カリン会長は全体的な傾向として、海外渡航がより自由になりつつあるが、自由度が高い国とそうでない国の格差が、かつてないほど広がっていると指摘している。

 同社はパスポート指数を3カ月ごとに公表している。調査は199の国・地域のパスポートが対象。IATA(国際航空運送協会)のデータをもとに、それぞれのパスポートが227の国・地域へビザなしで渡航可能かを調べた。

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