なお2万戸超で断水、被災者を支える「湧水」 各地で減少「保全を」

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矢田文
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 2万戸超で断水が続く能登半島地震の被災地で、自衛隊などによる給水に加え、地域の「湧水(ゆうすい)」が生活を支えている。湧水は各地で量の減少や水質の悪化が課題となっており、環境省は災害時の水源になるとして保全を呼びかけている。

湧水でやっと洗濯、「本当に助かる」

 半島の先端にある珠洲市では、ほぼ全域で断水が続く。市街地から車で10分ほど、正院町平床に湧水を提供する「給水所」がある。

 9日に訪れた女性(43)は、併設された洗濯機を利用。「水がなく困っているので、本当に助かる」とほっとした表情を浮かべた。給水を使ったコインランドリーがどこもいっぱいで洗濯ができずにいたという。

 朝夕には、ポリタンクや洗濯物を持った人がたくさん訪れる。ベンチや伝言板も置かれ、地域のコミュニケーションの場にもなっている。

裏山から流れ出す水、「もしかしたら」

 湧水や洗濯機を提供している…

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この記事を書いた人
矢田文
くらし科学医療部|原子力・災害担当
専門・関心分野
生物多様性、環境、沖縄、依存症

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