「嫌がらせを期待して住所をさらした」 立花孝志氏に賠償命じる判決
黒田早織
住所をSNSでさらされ、平穏に生活する権利を侵害されたとして、YouTubeなどで活動する「選挙ウォッチャーちだい」(本名・石渡智大)さんが、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏を訴えた訴訟の判決が26日、東京地裁(森健二裁判長)であった。判決は「相手に苛烈(かれつ)な嫌がらせが行われることを期待して住所を公開した」として違法性を認め、立花氏に30万円の賠償を命じた。
立花氏は2025年9月、ちだいさんの住所が読める状態の判決文の画像をX上で投稿した。
判決は、対立関係にある人の住所を立花氏がネット上で公開しており、被害者は大量の代引き商品が家に届いたり自宅周辺を徘徊(はいかい)されたりしたと指摘。「原告への苛烈な嫌がらせを期待して住所を公開したとしか考えられない」と述べ、立花氏に賠償を命じた。
立花氏が他者の住所をSNSにさらす行為は、いわゆる「犬笛」として批判されてきた。原告のちだいさんは判決後の会見で「住所をさらすこと(の責任)が法的に問われたケースは少ない。この判決が抑止になれば」と話した。
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