作家の庄司薫さん死去 ベストセラー「赤頭巾ちゃん気をつけて」

 ベストセラー「赤頭巾ちゃん気をつけて」で知られる作家の庄司薫(しょうじ・かおる、本名福田章二〈ふくだ・しょうじ〉)さんが4月5日に老衰で死去した。88歳だった。妻でピアニストの故中村紘子さんの公式サイトで発表された。

 1958年、東京大学在学中に本名で応募した「喪失」で中央公論新人賞。69年、学生運動を背景に若者の心情を繊細に描いた「赤頭巾ちゃん気をつけて」で芥川賞を受賞した。続く「さよなら快傑黒頭巾」「白鳥の歌なんか聞えない」「ぼくの大好きな青髭」とあわせて「薫くん四部作」と呼ばれた。ほかの著作にエッセー集「ぼくが猫語を話せるわけ」などがある。

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