
"寝具"から始める私のSDGs
第8回:潮田玲子さん(元バドミントン日本代表・スポーツコメンテーター)

潮田玲子さんは、バドミントン選手として世界を転戦しているときから、なによりも睡眠を大切にしてきました。夜の12時前には就寝し、睡眠時間を確保することが、試合のパフォーマンスに大きく影響することを実感してきたからです。そして今回、マニフレックスの人気モデル「オクラホマ」と枕の「ピローグランデ」を初めて体験し、睡眠にこだわってきた潮田さんでも驚くことがたくさんありました。
(取材:潮田玲子/撮影:河内 彩/ヘアメイク:城所とも美/スタイリング:今井聖子(カンナ)/文:角田奈穂子)
潮田 玲子 さん
元バドミントン日本代表・スポーツコメンテーター

しおた・れいこ 北京五輪バドミントン女子ダブルス日本代表、ロンドン五輪バドミントン混合ダブルス日本代表、福島県教育復興大使、日本バドミントン協会広報委員会、一般社団法人Woman's ways代表理事
日々のパフォーマンスに影響を与える睡眠と寝具の知識を深め、私たち消費者が負う未来への責任も考えていきたいです。
身体のS字カーブを支える快眠体験がマットレスへの誤解を解いてくれました
「オクラホマを初めて触ったとき、やわらかいマットレスなのかなと思いました。じつはちょっと苦手意識があって……。やわらかいタイプが多い海外のホテルに宿泊したときに、首や腰が痛くなる経験があったからです。でも、オクラホマはぜんぜん違っていて、驚きました。眠っている間はもちろん、日課にしている朝のストレッチのときも、まったく首や腰に痛みを感じなかったんです。すっきりと目が覚めましたし、気持ちよく1日をスタートできました。なぜなのでしょう?」
潮田さんの疑問を解く鍵は、マニフレックスが独自に開発した高反発素材「エリオセルⓇ」にあります。適度な反発力で首から肩と背中からお尻にかけて、身体の二つのS字カーブをしっかり支え上げ、サポートしてくれるのです。潮田さんは「ピローグランデ」との組み合わせも気に入ったそう。お嬢さんがベッドに潜り込んできても、2人で気持ちよく眠れたからです。
「ふだんは長女と長男に挟まれて寝ているので、自由に寝返りが打てなくて、朝、起きたときに、背中や首が痛くなったりしていました。オクラホマのように、身体にフィットして、しっかりと背中のS字カーブを支えてくれるマットレスなら痛みが出ないんですね。やわらかいのが苦手だから、硬いマットレスのほうが自分に合っていると思い込んでいましたが、そうじゃないと謎が解けました。ピローグランデも娘と一緒に頭をのせても十分な大きさがあり、高さもほどよく快適でした」
SDGsへの取り組みは、些細なことでも長くぶれずに続けることが大切
もう一つ、潮田さんが驚いたのが、マニフレックスが創業から60年にわたり、人と自然環境を大切にする企業姿勢を貫いてきたことです。プラスチック製品や金属スプリングを使用しない環境に配慮した製法、真空ロールパッケージにより輸送時のCO2排出量を1/8に削減するなど、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」の実現に積極的に取り組み、その実現に向けて大きく貢献しています。
「人も企業も長くぶれずに続けることって、けっこう難しいと思うんです。柔軟性も必要ですし。マニフレックスの創業から人の身体と環境を考えて製造してきたことは、企業として一番の強みですよね。素晴らしいと思いました」
それと同時に潮田さんが気づいたのが、「買う側の責任」でした。私たちが何を選ぶかで、地球の未来が変わってくるからです。
「便利だから、値段が安いからと手に取ることが多いと思うんですけど、子どもたちの未来を考えたら、SDGsを意識して生活することはとても大切。未来への責任は私たち消費者が負わなければならないことですよね。自分一人が取り組んでも何も変わらないと考えがちですけど、ささやかななことでも集まれば大きな力になると思うんです」
潮田さんがお子さんの誕生以来、気を配っているのが食生活です。地産地消を心がけ、近隣で生産された食材を購入するようにしています。そしてもう一つ、取り組んでいるのが、ペットボトルの削減。ペットボトル入りの炭酸水をケース単位で買っていましたが、自宅で炭酸水が作れる機械を使うようにしたのです。
「それだけ?と思うかもしれませんが、我が家にとっては大きな変化。処分するペットボトルの数が激減しました。些細なことでも、考えて選び、それを続けることが大事だと思います。寝具に対しても、マニフレックスを知ったことで、考え方が変わりました。品質や寝心地はもちろんですが、人や地球環境にとってどうなのかという点に目を向けることは、寝具も食材も同じと気づいたんです。知識を深めるには関心を持つことが必要ですし、違いを知ったら、絶対によりよいほうを選びますよね。それが私たちにできるSDGsなんじゃないでしょうか」

早寝早起きは、子どもにも大人にも毎日の元気を与える必須の習慣
潮田さんは、アスリートとしての経験に加え、食育インストラクターや野菜ソムリエ、育児セラピストなど、さまざまな資格取得を通じて、健康への知識を深めてきました。だからこそ、よりいっそう痛感しているのが、睡眠の大切さです。とくに「子どもの健やかな成長には、早寝早起きと睡眠時間の確保が欠かせません」と話します。
潮田さんは、夜9時には子どもたちと一緒に就寝。赤ちゃんの頃から早寝早起きの習慣を徹底しているので、お子さんたちの寝かしつけに苦労したことはないそうです。
「就寝直後の約4時間は、成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムです。この時間帯にきちんと寝ることは、子どもの将来に大きく影響します。睡眠サイクルが整っていれば、朝食がしっかり食べられますし、学校でも元気に過ごせます。1日の生活リズムを決めるのが睡眠なんですよね。うちでは宿題を1回忘れてもいいから、夜9時には寝ることが大事、と言ってるくらいです」
早寝早起きは、潮田さん自身がはつらつと過ごすためにも欠かせません。もともと朝型の潮田さんですが、寝不足になると、翌日の体調にてきめんに響くからです。
「選手時代は試合に勝つために、睡眠は仕事の一つでした。バドミントンはシーズンオフがないので、1年中、慌ただしかったんですけど、ママ業はそれよりもっと大変。子どもが最優先で自分の時間が持てないんです。それでも毎日、100%元気に過ごすためには、絶対に質のいい睡眠が必要。早寝早起きは、ママにも必須の習慣です」
大人は、寝不足をつい気力でカバーしようとしがちです。でも、そうではなく、生活を見直すことが大切と潮田さんはアドバイスします。1日の始まりは、前夜の睡眠から。世界トップクラスの選手として輝かしい成績を残してきた潮田さんの言葉には、誰もが納得したくなる説得力がありました。
潮田玲子さんが試して納得!「オクラホマ」と「ピローグランデ」
「些細な行動でもSDGsを考えて選び、続けることが大事。マニフレックスを使い、考え方が変わりました」(潮田さん)
トータル23cmもの厚みが、理想の体圧分散を実現した高級感あふれるモデル。芯材に17cm厚のエリオセル®、側地に独自開発のエリオセルMF®やエリオファイバーを内包。外気温の変化に強く、1年中、快適な寝心地が得られます。体積を1/8にまで圧縮する「真空ロールアップ製法」により、輸送の際の温室効果ガス排出量の大幅な削減を可能にしています。

横70cm、縦45cmのヨーロッパ一流ホテル仕様のラグジュアリーサイズ。環境に配慮したプラスチック不使用の枕。マニフレックスの高反発芯材「エリオセルMF ®」が一晩中、頸椎(けいつい)のカーブを自然なまましっかりと支え、熟睡をサポート。

※マニフレックスのSDGs「つくる責任 つかう責任」の取り組み:金属バネ・スプリング、プラスチック不使用。製造工程でも廃棄の際も有毒ガスは排出しません。
TEL:0120-008-604(フリーダイヤル)
受付時間:10:00〜12:15、13:15〜18:00(平日)
提供:株式会社フラグスポート
"寝具"から始める私のSDGs
-
第13回:特別編 後編
使って実感 "寝具"から始める私のSDGs特別編の後編は、今の時代の寝具選びを通して健康と地球環境への影響を改めて考えてみました。
-
第12回:特別編 前編
使って実感 "寝具"から始める私のSDGs今回は特別編として寝具選びが健康だけではなく、地球環境にも大きな影響を与えることを改めて!
-
第11回:優木まおみさん(タレント・身体美容家)
理想的な就寝姿勢を支える「高反発」マットレスのよさと環境を考えたモノ作りの大切さを知ることができました。
-
第10回:秀島史香さん(ラジオDJ)
一人ひとりが選ぶ責任を持つことで世界が変わることに快適な寝心地の寝具を通して気づくことができました。
-
第9回:浜島直子さん(モデル)
自分も家族も楽しくて、気づいたらSDGsにつながるライフスタイルなら、とても素敵。寝具選びも同じですよね。
-
第7回:知花くららさん(ファッションモデル)
寝室は家の中で最も無防備になれる場所。だからこそ安心・安全な環境であることが大切です。
-
第6回:ワタナベマキさん(料理家)
持続可能な未来のために、作り手の想いが伝わり、長く愛せるものを選ぶのは、料理の世界も寝具も同じですね。
-
第5回:春香さん(モデル)
長年、これぞ!という寝具に出会えずにいくつも替えてきて……辿り着いたのが、品質のよさとポリシーに共感したマニフレックスです。
-
第4回:コウケンテツさん(料理研究家)
「SDGsは格好いい」とポップな感覚を持つ欧州の若者のように、寝具も食材も「最初から最後まで」責任をもって暮らしたいですね
-
第3回:松本千登世さん(美容エディター・ライター)
美容の世界も地球環境と健康を抜きには考えられない今、寝具選びと睡眠の大切さをあらためて実感しました。
-
第2回:板谷由夏さん(俳優・「SINME」ディレクター)
日々の暮らしは地球環境に直結している、ということを、マニフレックスが教えてくれました。