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がんばった分だけ結果は出る!
目標があればコツコツできる

パラリンピック射撃元日本代表 
田口 亜希さん

 私はパラリンピックに3回出場したことのある射撃の選手です。パラリンピックなどの国際大会に出場するためには、国内大会での入賞や定められた基準点を達成するなど、条件を段階的にクリアしていく必要があるので、コツコツと練習して準備を重ね、結果を出すことがとても大切です。

 今でこそそうした努力ができるようになりましたが、子どもの頃の私はコツコツとは真逆のタイプ。勉強も得意ではなく、中学校までは成績も真ん中くらいでした。そんな私が変わったのは高校1年生のとき。アメリカへ短期留学したとき、ホームステイ先の子どもとコミュニケーションがまったく取れず、悔しい思いをしたからです。英語が話せるようになりたくて、帰国してからは一生懸命勉強するようになりました。毎日復習やドリルに取り組み、わからないところは先生に質問していたら、成績がぐんぐんアップし、高校2年生に上がる頃には学年で10位以内に入るようになったんです。やればやっただけ結果は出るのだとわかった体験でした。

 射撃も同じ。よい結果も悪い結果も自分の責任です。思うような結果が出なかったときは、どうすれば結果が出るかを考え、さらに練習を重ねて準備をします。目標までの課題を逆算して整理してクリアしていくのです。しんどいこともありますが、がんばっただけの結果が表れるのは嬉しいし、本当にやりたいことなら努力もできてしまうんです。

 もしコツコツ取り組むのが苦手な人がいたら、はっきりとした目標を見つけるといいと思います。好きなことなら、きっとコツコツとがんばれると思います。

田口 亜希 
パラリンピック射撃元日本代表

たぐち・あき/1971年、大阪府生まれ。大学卒業後、郵船クルーズに入社し、客船「飛鳥」にパ―サーとして勤務。25歳のときに脊髄の血管の病気を発症し、車いす生活になる。退院後、リハビリ中に出会った友人の誘いでビームライフルを始め、その後実弾を使用するライフルに転向し、アテネ、北京、ロンドンと3大会連続でパラリンピックに出場。現在は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員を務める。

コツコツブック制作委員会

「目標に向かってひたむきに自分を磨き、一歩ずつ挑戦を続けているコツコツがんばるすべての人を見守り、後押ししていきたい」という田中貴金属グループの想いに共感した各社が、書籍『今日から始めるコツコツのコツ』を制作するために設立した委員会です。

コツコツプロジェクト
朝日新聞 朝日学生新聞社 TANAKA 田中貴金属グループ

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