広告特集 企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局

楽しいと思えることを見つけ
全力で今に集中することが大事

古生物学者 
小林 快次さん

 僕は勉強が大嫌いでした。子どもの頃は特に暗記ものが苦手で、国語や社会の成績は最悪。理数系の成績がよく、まわりに勧められて大学に進みましたが、よい成績をとるための勉強を無理やりやらされている気分でした。そんな僕が、勉強することが楽しくなったのは、恐竜に本気で取り組み始めてからです。

 最初の留学で「何もない自分」を思い知らされ、挫折を味わい、「これができる」と胸を張れるものを見つけたいと悶々としていたときに、たまたま出合ったのが恐竜でした。運命を感じたなどの強い感情ではなく、偶然手にした本で「おもしろそう」と軽い気持ちを抱いただけです。でも、その自分の気持ちに忠実に一歩を踏み出してみたら、世界が変わりました。知れば知るほど興味が沸き、もっと勉強したくなったのです。学ぶにつれ、「自分の足で一歩を踏むことができる」と自信も持つようになりました。この「勉強」とは、子どものときに経験した他人の目を気にしてよい成績をとるためのものではなく、自分の好きなものを知るための手段であり、本当に楽しいものです。自分の一歩を踏み続けていたら、知らないうちに恐竜博士になっていました。

 やりたいことが見つからない人は、何でもいいから気軽に始めてみるといいでしょう。純粋に興味があるもの、楽しいと感じることを試してください。続かないのは失敗ではなく、合わなかっただけ。大人は小言を言うかもしれませんが、三日坊主でいいのです。いくつも試せば、「楽しい」と思えるものに必ず出合えます。とにかく一歩を踏み出し続けることが大切。いつかどこかに辿り着いたとき、歩んできた道が結果的に「コツコツ」になるのです。

小林 快次 
古生物学者

こばやし・よしつぐ/1971年、福井県生まれ。95年米国ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。2004年米国サザンメソジスト大学地球科学科で博士号取得。現在、北海道大学総合博物館副館長・教授、大阪大学総合学術博物館招聘教授。アラスカやモンゴルなどで発掘調査を行い、恐竜の分類や生理・生態の研究を行う。恐竜博士としてメディア出演多数。著書に『恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―』『化石ハンター 恐竜少年じゃなかった僕はなぜ恐竜学者になったのか?』など。

コツコツブック制作委員会

「目標に向かってひたむきに自分を磨き、一歩ずつ挑戦を続けているコツコツがんばるすべての人を見守り、後押ししていきたい」という田中貴金属グループの想いに共感した各社が、書籍『今日から始めるコツコツのコツ』を制作するために設立した委員会です。

コツコツプロジェクト
朝日新聞 朝日学生新聞社 TANAKA 田中貴金属グループ

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