PR ROLEX
栄冠を手に
アスリートたちの物語

ROLEX & WEC限界へ駆ける、
技術と忍耐を備える
勝負師たち
今、耐久レースWECが
熱いワケとは——

メイン画像
「ル・マン24時間レース」で先を競うマシン
=©Rolex/Stephan Cooper

夜を徹して競う耐久カーレースをご存じだろうか。「ル・マン24時間レース」(フランス)や「ロレックス デイトナ24時間レース」(米国)など、その名の通りノンストップで、マシンで走り続けるのだ。試されるのは、悪天候もものともしないマシンの耐久性やドライバーの精神力、忍耐力、そしてチームの卓越した技術力……。そんなレースをサポートするロレックスもまた、創立以来120年間にわたり、精確で耐久性の高い腕時計づくりに挑んできた、世界を代表するメーカーである。今回は、まだ見ぬ世界へと駆ける、レースと腕時計をめぐる物語をお届けしたい。


スピード勝負だけではない過酷さとは

画像
「ル・マン24時間レース」で夕暮れに走るマシン=©Rolex/Jad Sherif

世界各地を代表するサーキットで、世界最高峰とされるスーパーカーのメーカーが最新技術と耐久性能を競うレースがある。

FIA世界耐久選手権(FIA World Endurance Championship)。通称「WEC」だ。

2012年に始まったWECは、世界的に有名な「ル・マン24時間レース」「ロレックス デイトナ24時間レース」、日本の富士スピードウェイを舞台にした「富士6時間レース」など全8戦が、毎年世界8カ国で開催される。最高峰のハイパーカークラスとGTカークラスがあり、各レースで得たポイントの総合点でチームとドライバーの年間王者が決められる。

カーレースといえば、1人のドライバーが1.5~2時間内にコースを何周できたかを競う「スプリントレース」を想像する人が多いかもしれないが、WECは6~24時間という長時間レースを2~3人のドライバーが交代でつなぎ、時間内の走行距離を競う。

言わずもがなだが、勝負の決め手はスピードだけではない。長時間走り続けても故障しないエンジンやサスペンション、ピット(整備施設)での給油回数を減らす効率の良い燃費性能が求められ、こうした開発は市販車づくりにもフィードバックされている。

雨風などの悪天候や、夜間など、過酷な環境でのレース展開も耐久レースならでは。特に、摩耗しやすい雨天時のウェットタイヤへの交換は、タイミングを誤るとクラッシュやタイムロスにつながってしまうため、戦略的にレースを組み立てる力も求められる。

ドライバーたちのテクニックやタフさはもちろんのこと、司令塔になることが多いエンジニアや、タイヤ交換を担うメカニックなど、チーム全体のコンビネーションが良くなければ完走さえ難しい挑戦といえるだろう。

ロレックスのテスティモニー(アンバサダー)で、オーストラリア出身の元レーシングドライバー、マーク・ウェバーはWECのレースについてこう語っている。

「すべてのドライバーが、どんなコンディションでも快適に走ることができ、最高のパフォーマンスを発揮できるようにすることは、非常に複雑で、互いの理解が不可欠です。チームの協調と絆が重要であり、正直さとチームワークこそが、成功を遂げるためのかぎとなるのです」

こんな過酷な状況を乗り越えて表彰台に上がるチームは、まさに「真の王者」なのだ。


優勝の証「デイトナ」を
身につける栄誉

画像

スイスの腕時計メーカー、ロレックスは2016年からWECのオフィシャルタイムピースとして、レースの精確な時間を計測している。さらに、耐久レースにおける三冠に数えられる「ル・マン」と「ロレックス デイトナ24時間レース」のほか、「セブリング12時間レース」(米国)のパートナーであり、オフィシャルタイムピースでもある。

ロレックスのテスティモニーで、レーシングドライバーのジェンソン・バトンはF1 ドライバーズワールドチャンピオン(2009年)として確固たる地位を築いた後、現在はWECに挑戦している。そんな彼は、ロレックスと耐久レースの関係についてこう語る。

「レースでは、あらゆるマシンのパーツが最大限のパフォーマンスを発揮し、レースの間ずっと限界に挑み続けます。レーシングカーと同様に時計も精確性と持続的なパフォーマンスが求められます。耐久レースとロレックスのタイムピースはともに技術の限界を追求する精神を体現しており、ロレックスがこのスポーツの最高峰の選手権とパートナーシップを築いている理由なのです」

ロレックスと「ロレックス デイトナ24時間レース」との歩みは、パートナーシップを務める3大会の中でも最も古く60年以上にもなる。

WECの前身となる耐久レース「スポーツカー世界選手権」が初めて開催されたのは1953年のこと。1962年に「デイトナ・コンチネンタル3時間(現在のデイトナ24時間レース)」が始まると、その後、ロレックスはオフィシャルタイムピースに。1992年からはタイトルスポンサーになった。

画像
「ル・マン24時間レース(2025)」の優勝チーム©Rolex/Adam Warner

そんな両者の関係を象徴するのは、レースの名を冠した腕時計「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ(通称:デイトナ)」である。プロレーサーが使用することを想定して開発されたこの腕時計は、高い防水性能に加え、ストップウォッチ機能と、平均速度を測定できるタキメーターを備えたクロノグラフであり、1963年の発表当時、腕時計業界では画期的な存在だった。

1992年からは「ロレックス デイトナ 24時間レース」の勝者に、2001年からは「ル・マン」の勝者にもこのモデルが贈られてきた。市販品と異なり、そのバックケース(裏蓋)には、優勝した年とレースのロゴ、そして「WINNER」の文字が刻まれている。

「ル・マン」で歴代最多となる9回の優勝を果たしたロレックスのテスティモニーで元ドライバーのトム・クリステンセンにとっても、その特別な1本は偉業を成し遂げた証し。

「ロレックスの時計を見るたびに、自分の成し遂げたことを振り返り、レース中の瞬間や大会全体の記憶がよみがえります。それがとても個人的にも意味があることで、時計の価値をさらに特別なものにしてくれるのです」


数々のドラマを生んだ
「ル・マン24時間」

画像
「ル・マン24時間レース」で、夜間にピットインしたマシン。クルーがタイヤ交換をしたり、燃料を補給したりする©Rolex/Adam Warner

ロレックスが2001年からエクスクルーシブメジャーパートナーおよびオフィシャルタイムピースを務める「ル・マン」にも触れておきたい。

パリから約200キロ離れた都市ル・マンに24時間の耐久レースが創設されたのは1923年。日本で関東大震災が発生した時代までさかのぼる。耐久レースとしては世界で最も歴史があり、それこそ「F1モナコGP」(モナコ)、「インディ500」(米国)と並び、モータースポーツ全体における最高峰の「世界三大レース」のひとつといわれるゆえんである。

「ル・マン」の舞台サルト・サーキットは、一周が約13.6km。300周以上走行すると、およそ4000kmにもなる。一般道と常設コースを組み合わせた特殊なコースで、路面状況の変化が激しいのが特徴。頻繁に雨が降ったり、止んだりするなど、天候も変わりやすく、2024年のレースでは、終盤に激しい雨が降り、クラッシュして完走できないマシンも出た。

今年(2025年)は6月14~15日に開催され、AFコルセの「フェラーリ 499P」83号車が総合優勝し、フェラーリが3連覇を達成。387周を走破し、2位のポルシェに十数秒差でトップフィニッシュを決めるというスリリングな展開が注目を集めた。

「ル・マン」には、日本のメーカーも1985年から参戦しており、91年にはロータリーエンジンを搭載したマツダが日本車として初めて総合優勝。95年には関谷正徳がマクラーレンF1 GTRで、日本人初の総合優勝という快挙を成し遂げた。

トヨタは2018年に中嶋一貴ら3人のドライバーによって初優勝して以来、2022年まで5連覇を達成。高性能な日本車を世界にアピールする機会にもなっている。


富士山をバックに疾走。
WECの興奮、日本でも

画像
レースの様子©Rolex/Jensen Larson

ロレックスがオフィシャルタイムピースを務めるWECのレースは毎年日本でも開催されており、今年は9月26~28日に富士スピードウェイ(静岡)で開催される。

世界の名だたるメーカーはもちろん、国内主要メーカーの参戦もみどころのひとつ。富士山を背景に疾走するマシンはSNSでフォトジェニックだと話題になるほどだ。

コースサイドには芝生のキャンプエリアも設けられ、テントを張ってマシンが来るのを待ち構えるなど、耐久レースならではの観戦スタイルも楽しめそうだ。レース終盤のチェッカーフラッグ争い(トップ争い)は激しく、リアルな観戦は圧倒されること間違いなしだ。そんな白熱のレース展開も、後日リポートしたいと思う。

みなさんも、WECのレースを観戦しに現地へ足を運び、その魅力に触れてはいかがだろうか。

(文中敬称略)


LATEST STORIES
ROLEX