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無所属で挑んだ山尾志桜里氏 「捨て身ではない」貫き続けた強気の姿

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中村英一郎
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 炎天下の街頭で毎日声を張り続け、その声はすっかり、かれていた。

 参院選も後半にさしかかるころ。東京選挙区から無所属で立候補していた山尾志桜里氏(50)は東京・秋葉原の駅前に立ち、マイクを握った。

 「選挙には勝たないといけません。私を、国会に送ってください」

 100人超の聴衆からは自然と、「山尾、山尾」とコールがわいたが、「私たちはまだ、勝っていません」と厳しい表情を崩さなかった。

 立候補を表明したのは、公示日の2日前。紆余(うよ)曲折を経たうえでの立候補だった。

 検事出身で、2009年に旧民主党から衆院愛知7区で立候補し、初当選。「保育園落ちた日本死ね」と書いたブログを国会で紹介し、待機児童問題で政府を追及するなど注目を集め、民進党の政調会長にも就いた。

 ただし、何度も週刊誌報道の対象となった。

 16~17年には事務所のガソリン代の不正支出や既婚男性との不倫疑惑が報じられたほか、国民民主党に加わった後の21年には、国会議員に配布されるJRパスの私的利用が発覚。「政治家とは別の立場で新しくスタートしたい」として、同年秋の衆院選には立候補しなかった。

玉木代表が立候補を要請、再燃した政界への思い

 弁護士として活動する山尾氏に対し、議員としての能力を買う国民民主の幹部たちはたびたび、国政への復帰を求めた。

 山尾氏によると、今年1月に…

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