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【動画】モンゴル少年が作った駐車場用の安全センサー=金成隆一撮影 |
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【金成隆一】米国を中心に海外の大学が配信し始めた無料オンライン講座を使い、これまで個人の努力だけでは超えるのが難しかった「壁」を突破する人たちがいる。地域や経済、年齢の壁を超え、新たな学びを渇望する受講生を追った。
■モンゴルの少年 MITへ
草原の真ん中、モンゴルの首都ウランバートル。高校生バトゥーシグさん(16)が3月、米マサチューセッツ工科大(MIT)から合格通知を受け取った。MITの奨学金を受け、9月から学び始める。
教育機関エデックスで昨春、MITの2年生向け講座「電子回路」を受けた。受講生15万人のうち満点は340人。当時15歳で満点を取った彼は、教授を「天才」と驚かせた。周囲に勧められてMITを受験し、合格。「エデックスがなければ今の僕はなかった」と喜ぶ。カーペット工場のエンジニアだった父も「夢みたいだ」と笑う。
父のスマホの仕組みを知りたくて分解し、「整然と並ぶ電子部品」に見とれたバトゥーシグさん。MITの名も知らなかった彼に講座を教えたのは、高校長(26)だ。友人の大学院生を米国から招き、理科好きの生徒を集め、講座を使った勉強会を始めた。