BTS復帰公演、密集対策徹底が奏功 人出26万予想を大幅に下回る

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ソウル=清水大輔
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 ソウル中心部の広場で21日夜に行われた韓国の7人組アイドルグループBTSのコンサート。警察は当日周辺に集まる人出を26万人と予測したが、実際にはその半分にも満たなかった。心配された雑踏事故は起きず、負傷者も確認されなかったという。警察官を始めとする対策要員を大勢動員して検問するなど、徹底した人混み対策が影響したとみられる。

 グループとしては3年半ぶりとなった復帰公演を前に、20日にはニューアルバム「ARIRANG」(アリラン)が発売され、所属事務所によると初日だけで398万枚を売り上げた。公演当日は朝から周辺に多数のファンが続々と集まった。

 「止まらないで。進んで。歩き続けてください」。21日午後、コンサート会場となった光化門広場がある交差点を歩くと、誘導灯を手にした警察官が絶えず声を張り上げていた。1カ所に人が滞留するのを防ぐための対策だった。

 今回のコンサートでは広場内に設置されるステージ周辺だけでなく、広場に面して南北を走る道路を規制したうえで、公演の様子を映す大型スクリーンを置いた客席も設けられた。このエリアの中は金属フェンスで細かくブロック化されたうえ、緩衝地帯も設けられ、人が密集しないよう管理された。主催者側の推計によると、周辺を含めて集まったのは約10万4千人だった。

22年のソウル雑踏事故が教訓

 徹底した対策の背景には、2…

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この記事を書いた人
清水大輔
ソウル支局
専門・関心分野
日韓・日朝関係、分断と対話、戦争と平和
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    松谷創一郎
    ジャーナリスト
    解説

    今回本当に良かったのは事故が起きなかったことです。2022年の梨泰院の記憶があるので、事故のリスクを私もいちばん懸念していました。ステージは細長い設計で、フェンスで細かくブロック化するなど、会場設計の段階からリスクを織り込んでいたのかもしれ

    2026年3月23日 16:21