藤田観光、大阪の太閤園を売却へ 6月末に営業終了

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 藤田観光は12日、大阪の老舗宴会場「太閤園」を売却すると発表した。特別利益329億円を2021年1~3月期決算で計上する。太閤園は6月末で営業を終える。「ホテル椿山荘東京」などを運営する藤田観光新型コロナウイルスの影響で業績が低迷。20年12月期の通期決算で純損益が224億円の赤字となった。赤字幅は過去最大。昨年末時点の自己資本比率は1・2%と債務超過寸前まで悪化しており、財務の強化に迫られていた。

 太閤園は1959年開業で、明治時代に関西財界で活躍した藤田伝三郎氏の邸宅跡地に立つ。藤田観光は、売却先は非公開としている。