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 曲がりくねった幹と、ひさしのように長く伸びた枝ぶり。技巧を凝らした巨大な盆栽にも見える。「植木の里」の埼玉県川口市安行地区に伝わる「チャボヒバ曲幹(きょくかん)仕立て」だ。接ぎ木をしてから曲げを加え、完成するまで25年かかるという逸品。近年、国際的な評価を高めているが、国内では逆境にもある。

 この技を受け継ぐのは植木生産業「はしど」の15代目尾林弘一さん(52)。作業はチャボヒバの穂木を台木の日光ヒバに接ぎ木するところから始まる。ここから育つまで10年待つ。

 高さ3メートルほどになった幹を曲げやすいよう縦四つに割いて芯を抜き、ねじ曲げて縄で束ね直す。そこから樹勢が戻るまで5年かかり、枝を棚のように整えるまで、もう5年、葉が密集したキノコのように丸い「玉」になるまで、さらに5年の歳月が必要になる。

 尾林さんは「先代の父が接ぎ木…

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