安倍首相の憲法に関する発言(要旨)
安倍晋三首相とのインタビューで憲法に関する発言の要旨は、以下の通り。
自民党は立党以来、憲法改正を掲げてきている。党としてはすでに21世紀にふさわしい憲法のあり方、あるべき憲法の姿を示している。しかし、憲法改正は国民的な議論と理解が不可欠だ。そもそも国会で3分の2の多数を形成するということがそう簡単なことではない。残念ながら、3分の2を形成するために議論を進めていこうという機運がまだ、醸成されていないのも事実だろう。同時に国民の皆さんの中で、この憲法改正の議論が深まっているという状況では残念ながらない。
もちろん、私はこれをやりたいというのはある。ただ、政治は結果を出さなければ、ただ私の主張をしていても、それはなにも生み出すことはできない。3分の2の多数派を形成するという大変慎重な取り組みが求められている。あえて私は申し上げないが、すでに自民党は全体像を、改正全文をお示ししている。その中で3分の2の多数派を形成できるものから行っていくという、アプローチが私は一番現実的ではないかと思っている。
(憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を認めた閣議決定について)いまの安保法制を行ううえで、少なくともやっておかなくてはいけない、国民の命を守るためにやらなくてはいけない解釈の変更は今回の変更で十分であろうと考えている。しかし、かなり遠い先に、時代の要請が出てくる中において考えていくことだと思うが、解釈の変更については、それは憲法改正をしなければ、これ以上はできないということだろうと思う。
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