インタビュー

小5で告げられた「思春期早発症の疑い」 治療は不要と言われたが

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聞き手・武田耕太
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 小学5年の学校健診で「思春期早発症の疑い」と指摘された、高校3年の孫(男性)が腰や足の痛みに悩んでいる――。そんなお便りが、読者からの医療相談のコーナー「どうしました」に寄せられました。

 小学4~5年の1年間に10センチほど身長が伸び、150センチに。中学生になって以降は、成長はほとんど止まり、現在は158センチほどといいます。思春期早発症とは? 体の痛みとの関連は? 国立成育医療研究センター内分泌・代謝科診療部長の鹿島田健一さんに聞きました。

 ――思春期早発症とは?

 思春期が通常よりも早く始まる状態です。男児では9歳未満で精巣や陰茎などに明らかな発育が起きること、女児では7歳6カ月未満で乳房発育が起きることなどが目安です。

 ほかに、男児は10歳未満の陰毛発生、11歳未満でひげの発生や声変わり、女児では8歳未満で陰毛発生、10歳6カ月未満で初経、などが挙げられます。

 身長の急速な伸びは、思春期に関連する体の変化の一つです。

 ――該当するケースの頻度はどのぐらいあるのでしょうか?

 有病率などは調査によっても異なる場合があり、明らかになっていませんが、数千人に1人程度と考えられています。男児よりも女児のほうに多くみられる、とされています。

 ――治療が必要なのでしょうか?

 診断されたからといって、そ…

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この記事を書いた人
武田耕太
編集委員
専門・関心分野
医療・健康、こども政策

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