和歌山)AIで果実の病害虫診断 無料アプリを開発

杢田光
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 人工知能(AI)で果実についた病害虫を診断する無料アプリ「アグリショット」を和歌山市の企業が開発した。ミカンなどの柑橘(かんきつ)類が対象で、アプリで果実の画像を送ると、約20種類の病害虫の中から何がついているか教えてくれる。

 アプリを作ったのは、農薬販売などを手がける和歌山市伊太祈曽の「山東(さんどう)農園」。取引先の農家から「何の病害虫か教えてほしい」との相談を受けることが多く、今回のアプリを思いついたという。社員らが3カ月かけて完成させた。

 無料通信アプリLINE(ライン)で「アグリショット」を友だち追加すれば、誰でも無料で使える。診断したい果実の画像を撮って、トーク画面で送ると、AIが「黒点病」などの病害虫の名前を5秒程度で教えてくれる仕組み。AIはこれまで約1千枚の画像を学習しており、アプリの利用が増えてさらに多くの画像データを学ぶと、精度がより高まるという。

 今後は対象の作物の種類を増やしたり、多言語化に取り組んだりする予定。硲田(さこだ)孝之社長(43)は「園地から画像を送ると、すぐに診断できる。新たに農業を始める方などにぜひ使ってほしい」と呼びかける。

 アグリショットのLINEのIDは「@xgs6962x」。問い合わせは山東農園(073・478・0222)へ。

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この記事を書いた人
杢田光
デジタル編成本部
専門・関心分野
ポッドキャスト、ジェンダー、多様な性