開館70年を迎えた原爆資料館の作られ方 広島のテレビ局が記録映画

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武田肇
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 広島市広島平和記念資料館は、原爆に命を奪われた人たちの遺族から寄贈された遺品など実物資料を中心に、核兵器の恐ろしさを伝える「記憶の博物館」だ。

 今年で開館70年を迎えたが、展示はいかにして形作られたのか。起伏に満ちた歩みを追った104分間のドキュメンタリー映画が完成し、広島国際映画祭最終日の30日にプレミア上映される。

 タイトルは「原爆資料館~語り継ぐものたち~」。広島ホームテレビが開局55年を記念して制作。報道部長の立川直樹さん(47)と記者の斉藤俊幸さん(28)が共同監督を務めた。

G7広島サミットでの疑問、制作の原点に

 国内外から年間200万人以上が訪れる資料館は、被爆から10年後の1955(昭和30)年に建築家の丹下健三の設計で開館した。初代館長で地質学者の長岡省吾さん(1901~73)が原爆投下直後、「がらくた」と見られていた被爆した石やガラス瓶などを1人で集め、市が開設した「原爆参考資料陳列室」が前身だ。

 映画の冒頭部分で、長岡さん…

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この記事を書いた人
武田肇
広島総局員
専門・関心分野
原爆・平和、朝鮮半島、鉄道

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