デンマークのフレデリクセン首相は13日、同国自治領グリーンランドを巡りルビオ米国務長官と独ミュンヘンで会談したと発表しました。トランプ米大統領は、グリーンランドを含む西半球を勢力圏と見なす「ドンロー主義」を掲げており、欧州とのぎくしゃくした関係は当分続きそうです。米カーネギー国際平和基金の欧州支部、カーネギー・ヨーロッパのトーマス・デウォール上級フェローは、「私たちは不安と予測不可能な時代を生きている」と語ります。
――ドンロー主義を掲げるトランプ氏の世界観をどうみますか。
トランプ氏の世界に対するアプローチには、「ドクトリン(主義)」と呼ぶほどの戦略的深みがあるとは思えません。私は「Gone-Rogue Doctrine(独断的なならず者主義)」と呼んでいます。
ある点では、米国、中国、ロシアといった少数の強大な国々が世界を「勢力圏」に分割すべきだという、古くさい「大国」の世界観です。
また、別の点では、グリーンランドからラテンアメリカにかけて西半球を支配したいという欲望です。貿易によるディール(取引)からの物質的利益の追求でもあり、また個人的な栄光のための主義とも言えます。
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■グリーンランド狙ったトラン…
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