インタビュー

高市人気を「推し活」と語る弊害 支持者の政治的願い、見落とす危険

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聞き手・田玉恵美
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 高市早苗首相を支持する動きが「推し活」のようだと指摘されています。しかしこれは本当に推し活といえるのか。消費史に詳しく、推し活についても論じた著書がある満薗勇さん(北海道大学大学院経済学研究院准教授)は、現状を推し活で語るのは危ういと警鐘を鳴らします。

     ◇

 高市早苗首相の人気が「推し活」の成果だと盛んに語られています。しかし私は、推し活とは違うと考えています。

 単に言葉使いがおかしいと言いたいわけでもありません。今の政治状況に推し活というメタファーを使うのは弊害が大きいので、非常に危惧しているのです。

 そもそも推し活とは、単なる「応援」とは似て非なるものです。自分が好きな人やものに時間も労力もお金も惜しまずにつぎ込み、多大な熱量を投入する消費活動のことを指します。推す相手の幸せを願うのと同時に、自分にとっての生きがいにもなっている。

 今回の総選挙で高市首相を支…

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    木下ちがや
    政治社会学者
    視点

    昨年7月にもこの朝日新聞のコメント欄に「政党の「推し活化」というのがよくわからない」と書いたのだが、満薗勇さんの説明に尽きると思う。満薗さんのいう「時間も労力もお金も惜しまずにつぎ込み、多大な熱量を投入する...活動」は、1970年代の伸び

    2026年3月6日 15:50

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