深掘り

米中会談の「1カ月」延期、先行きは不透明 目算狂ったトランプ氏

有料記事

ワシントン=畑宗太郎 榊原謙 北京=小早川遥平
[PR]

 「戦争が続いている。私がここ(米国)にいることが重要だ」

 トランプ大統領は16日、訪中は延期せざるを得ない状況だと説明した。習近平(シーチンピン)国家主席とは「すばらしい関係だ」と誇って見せたが、得意とする「ディール」は先延ばしとなり、表情は浮かなかった。

 今回の訪中の目的は、米中関係の安定化とともに、今秋の中間選挙を見据えて早めに「成果」を固めておくことだった。15、16日には腹心のベッセント財務長官がパリで中国の何立峰(ホーリーフォン)副首相らと会談。ロイター通信によると、中国側は米国産農作物の購入に前向きな姿勢を示した。

 だが、首脳会談の延期が濃厚になったことを受け、昨年10月の首脳会談での合意通りに中国が米国産大豆を購入するかどうかについて懸念が浮上。米シカゴ商品取引所の大豆先物は16日、前日の終値に対して値幅制限ぎりぎりまで下がる「ストップ安」で取引を終えた。

 昨年の米中間の貿易摩擦で米…

この記事は有料記事です。残り830文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

この記事を書いた人
畑宗太郎
アメリカ総局
専門・関心分野
アメリカ外交、米中関係・アジア太平洋情勢
榊原謙
アメリカ総局|米国経済担当
専門・関心分野
米国経済、世界経済

関連トピック・ジャンル

ジャンル