コラム・寄稿

「現れない」首相とデモする主権者 平和憲法の価値を照らす光の波

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編集委員・高橋純子
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記者コラム「多事奏論」 編集委員・高橋純子

 高市早苗首相に聞きたいことがある。

 先の総選挙で歴史的大勝を収めたからこそ、依然として高い支持率を維持しているからこその純粋かつ単純、そして根本的な疑問。感情的にならぬようゆっくりと、腹に力を込めて、聞きたい。

 どうしてあなたは、なんのためにあなたは、首相になったのですか?

 これほど「現れない」首相は前代未聞だろう。新年度予算案をめぐる参院集中審議への出席は10時間弱。石破茂政権の4分の1。おきて破りの型破り。この国に住まう人びとが必死に働いて納めた税金をどう使うのか。この国が抱える多くの課題に、どう対処するつもりなのか。

 首相たるもの、国権の最高機…

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    木下ちがや
    政治社会学者
    視点

    国民の声に耳を傾けない総理、それに対峙する首相官邸前に集まる幾千のデモ隊。「国民舐めるな」というコールが霞が関に響く。ネット上では「若者たちが集まっている」という興奮の声、それに対する冷笑的な応酬。既視感のある光景である。 およそ10年前、

    2026年4月11日 09:09

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