パキスタンの首都イスラマバードで11日から始まる米国とイランの停戦協議。その成否を分けるキーパーソンとなるのが、それぞれの国の交渉役だ。
イランの代表団を率いるのは、ガリバフ国会議長。保守強硬派の政治家として知られる。
イラン・イラク戦争が起きた1980年、19歳のときに精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」に入り、昇進して現場の司令官を務めた。90年代後半には、革命防衛隊空軍の司令官に就いた。
2000年代以降は政治家の道を歩んできた。05年から17年までテヘラン市長(任命制)を務め、幹線道路や文化施設などのインフラ開発に力を入れ、実績を上げた。
トップダウン型の政治スタイルを取り、「行動の人」として知られる。ただ、演説のうまさやカリスマ性に欠けるとも言われ、大統領選挙には05年、13年、17年、24年と立候補したが、勝てなかった。20年から国会議員に2期選ばれ、議長に就いている。
■外交経験に乏しいガリバフ氏…
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