5月4日の花火大会が中止 岩手県陸前高田、チケット1千枚以上販売
5月4日に岩手県陸前高田市で開催予定だった「三陸花火大会」の中止が決まった。主催する三陸花火競技大会実行委員会が23日、公式X(旧ツイッター)で発表した。
公式ホームページによると、三陸花火大会は震災から10年を前にした2020年10月、「三陸から元気を届けたい」という狙いで始まった。主な運営資金をチケット収入でまかないながら、年2回春と秋に開催してきたという。
共催する市によると、22日昼過ぎに実行委員会委員長が市役所を訪れて、「運営に必要な資金や人員の確保が困難となった。チケット購入者には全額返金する」と告げたという。
同市商工観光課は「大会直前に中止となり、驚き、頭を抱えている。すでに1千枚以上のチケットが販売され、会場に出店する飲食店の業者も準備を進めていただろう。市の広報でも大会当日の交通規制の告知をしたばかり。混乱が生じないよう、情報収集をしてSNSなどで発信していきたい」とする。
三陸花火大会では、数千円台の自由席から、会場内のキャンプサイトに車を乗り入れて鑑賞できる定価約10万円のチケットまで様々な価格帯のチケットが売られていたが、現在は販売中止となっている。また、東京発で1泊2日の花火観覧ツアーや隣の大船渡市内の宿泊や送迎がセットになったプランなども販売されていた。
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