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AI開発なら本人同意なく提供 個人情報保護法改正案の問題点とは?

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編集委員・若江雅子 福岡龍一郎
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 個人情報保護法改正案の国会審議に、いつになく注目が集まっている。火種となっているのは、AI(人工知能)開発やビッグデータ活用を進めるため、本人の同意なく個人データを企業に提供できるようにする特例だ。何が問題になっているのか。

 「最悪の選択だ」

 8日、東京・永田町で中道改革連合が開いた会見で、京都大の黒田知宏教授は改正案に盛り込まれた「特例」を強い言葉で批判した。黒田教授は医療情報活用の第一人者。その教授が「国民の信頼を損ね、むしろデータ流通を阻害する」と懸念する。

 現行法は、事業者が個人データを第三者に提供する場合などに原則として本人の同意取得を義務づけている。今回、この同意を、AI開発を含む統計情報の作成を目的とする場合に限り、不要にしようとしている。「同意原則」の一角に穴を開ける形だ。

 特に問題となっているのが…

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    加谷珪一
    経済評論家
    解説

    この内容で法案が通った場合、もはや、この法律は「個人情報保護法」ではなく「個人情報流用法」と言い換えた方がよいでしょう。病歴、犯罪歴、思想信条など、極めてセンシティブな情報まで同意が不要というのは、常識的にあり得ないことですから、誰がこのデ

    2026年6月14日 09:17

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