来年の御開帳に向け回向柱の「斧入れ式」 250年以上のスギ 長野
北沢祐生
長野市の善光寺で2027年4~6月に催される御開帳に向けた「斧(おの)入れ式」が3日、長野市松代町の中村神社であった。関係者が御開帳の成功を願い、シンボルの「回向(えこう)柱」となる杉の木におのを振り下ろした。
江戸時代からの善光寺と松代藩の縁で、回向柱は松代地区が寄進している。今回は中村神社の境内に立つ樹齢250年以上、高さ35メートル、幹回り2.8メートル、直径90センチの杉が選ばれた。
式には松代地区の善光寺回向柱寄進建立会の市川大造会長(51)や善光寺の山ノ井大樹寺務総長(54)ら約80人が参加した。市川さんら5人が「えい!」と声を上げながら3回ずつ、大木におのを入れた。
「世界平和への願いを込めた」と市川さん。杉は10月に伐採、その後に製材され、来年3月末に回向柱として善光寺側に引き渡される。
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