白兎伝説残る鳥取が「うさぎの聖地」宣言 ウサギダンスも募集へ
大久保直樹
今年の卯(う)年に合わせ、「因幡の白兎(しろうさぎ)」などウサギとの縁が深い鳥取県の魅力を全国にPRしようと、県や関連する神社、観光団体などが共同で「うさぎの聖地」を宣言した。イベントや情報発信で連携し、白兎海岸(鳥取市)でのウサギのコンテストや、SNSによる「うさぎダンス」の募集など多彩な催しを検討する。
神話では大国主命(おおくにぬしのみこと)に助けられた白ウサギが、八上姫(やかみひめ)との縁をとりもったなどとされる。鳥取県内では鳥取市や八頭町に白兎伝説が残り、白兎神社(鳥取市白兎)や白兎海岸が縁結びスポットとして人気を集める。このほか、倉吉市や米子市、湯梨浜町、大山町、南部町など県内各地にもウサギや大国主命、八上姫にまつわる伝説が残る。
関係団体は13日、「ウサミット」と題した戦略会議をオンラインで開催した。鳥取県や関係市町、白兎神社、赤猪岩(あかいいわ)神社(南部町)、智頭急行、JR西日本、菓子メーカーなど17団体が参加。それぞれの取り組みをお互いに紹介し、連携して情報発信やイベント開催、ゆかりの地を巡るツアーなどに取り組み、機運を盛り上げていくことで合意した。
参加団体は鳥取県内に限らず、今後、出雲神話で知られる島根県側も含め、県内外に広げる方針。鳥取県の平井伸治知事は「新型コロナもあり、観光や物産などが停滞気味だった。ウサギ年でウサ(憂さ)を晴らすようにがんばりたい」と連携を呼びかけた。
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