インタビュー

高市早苗氏、外国人政策は「排外主義ではない。不安に向き合う姿勢」

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与党担当キャップ・笹川翔平
【動画】インタビューに応じる自民党の高市早苗氏=2025年9月25日、関田航撮影
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候補に迫る

 自民党総裁選に立候補した高市早苗前経済安全保障相(64)が朝日新聞のインタビューに応じた。

 ――自民党からなぜ保守層の支持が流出していると考えるか。

 「党の綱領にある『常に進歩を目指す保守政党』の立ち位置からずれてしまっているのかもしれない。外交、安全保障、そして党是である日本国憲法の改正が進まない。こういったところが大きいと思う。苦情の声もある」

 ――どんな苦情か。

 「外国によって設置されたブイを、なぜ放置しているのか、周辺国の艦船が日本周辺で荒っぽい行動をしていることにもっと毅然(きぜん)と立ち向かえないのか、といった内容だ」

 ――総裁選の所見発表演説会で、外国人観光客に奈良公園のシカを「足で蹴り上げる人がいる」と発言した。離れた保守層を取り戻そうという狙いか。

 「あくまでも一例として紹介した。文化財保護法で禁じられているがひどい行為があり、そういった目撃者もいる。(埼玉県川口市も党の青年局の方が『体感治安』を不安視する地域も出てきていると。外国人と共生していくための基本は、お互いルールを守るということだ。長く日本に滞在し、ルールを守って暮らしている外国人までとばっちりを受けている。ひとくくりに批判の対象になることはあってはいけない。国民の不安に向き合う姿勢を示したかったということだ」

分断あおるとの懸念の声「それは残念、必要な問題提起」

 ――政権政党のトップを決める場であのような発言をすれば、外国人全体への偏見や、排外主義をあおることにつながるとは考えなかったか。

 「実際に国民が不安を感じて…

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この記事を書いた人
笹川翔平
政治部|与党担当キャップ
専門・関心分野
国内政治、地方自治、民主主義
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    岩本菜々
    NPO法人POSSE代表理事
    視点

     「シカが蹴られている」「川口市の"治安"への不安」など、明らかにSNSでバズっている話題を意識した発言が目立ちます。  ネット戦略に長け、SNSで増殖する「外国人」への不安を背景に得票数を伸ばす参政党を意識しているように見えます。情報の真

    2025年9月25日 21:46
  • commentatorHeader
    佐藤優
    作家・元外務省主任分析官
    視点

    総裁選の所見発表演説会で、外国人観光客に奈良公園のシカを「足で蹴り上げる人がいる」と発言したことに関する高市早苗氏の釈明には説得力がありません。 <――総裁選の所見発表演説会で、外国人観光客に奈良公園のシカを「足で蹴り上げる人がいる」

    2025年9月27日 09:55

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