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第2回「要介護5」認定された90歳 自分で証拠集め、成年後見を取り消し

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松浦新
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 認知症などで「成年後見」が必要と判断されると、後見人の弁護士らが預金通帳を預かり、本人に代わって財産を管理するようになる。いったんは「要介護5」と認定され、行政の権限で後見人をつけられながら、自力で「判断能力がある」ことを証明し、成年後見を取り消させた90代の男性が東京都港区にいる。

 港区は、この男性のケースを含め、成年後見申し立てが適切だったかどうか、第三者による調査を始めると明らかにした。

 三谷昌平さん(92)は東京都港区の持ち家の一戸建てにひとりで住む。介護サービスを利用しながら、いまも自宅で生活している。

 異変が起きたのは2023年4月4日。三谷さんによると、自ら救急車を呼び、家の前で待っていた。港区内の病院に搬送され、栄養が足りない「低栄養」と脱水症状と診断され、約8カ月間入院することになった。

 港区は入院した4月に、三谷さんを要介護認定では最も重い「要介護5」とした。さらに同年8月、東京家庭裁判所に対し、三谷さんの「後見の開始」を申し立てた。

成年後見がつくと、お金の管理は後見人に委ねられます。本人が望まない形で後見をつけられた三谷さんが、取り消しに向けて自ら動き出します

 一般的には、判断力が低下し…

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この記事を書いた人
松浦新
経済部
専門・関心分野
不動産、IT、社会保障
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    末冨芳
    日本大学教授=教育行政学
    視点

    【虐待を受けた子どもたちに十分な国・自治体の後見はないのに、判断力のある高齢者が拒否しても後見の名のもとに人権を奪う国・日本】ルポ・成年後見シリーズ、高齢者や家族の尊厳や人権を国の法制と自治体の運用が奪っていく状況がよくわかります。さすが朝

    2026年3月15日 10:00

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